2008年 富士通レディース

スコアを伸ばせずも「姉と完走できて良かった」

2008/10/19 18:55
今季初勝利はならなかったが、姉とのラウンドを楽しんだという横峯さくら

「富士通レディース」最終日を11位タイで迎えた横峯さくら。首位とは10打差と、逆転勝利は厳しい状況からのスタートとなったが、気持ち良く18ホールを終えて有終の美を飾りたいところだ。

スタートホールの1番パー5、3打目をピン手前3メートルにナイスオン。幸先よくバーディ奪取、と行きたかったところだが、ファーストパットを1メートルオーバーさせると、返しのパットも外し、まさかの3パット。「あれからパットが変な感じになってしまいました。出だしって、大事だなと改めて思いましたね」と、その後はリズムに乗り切れない展開が続く。

「今日は風の状況判断はできていましたが、パットの距離感、特にロングパットが合っていませんでした」と振り返る横峯。その後は6番、8番でもボギーを叩くと、バックナインでも2バーディ、1ボギーと伸び悩み、この日2オーバー。通算2アンダーの18位タイでホールアウトした。

「結果的に今日はオーバーパーでしたが、今週は姉に担いでもらって、お互いに気持ちを切らせないで最後まで完走できて良かったです」と笑顔を見せた。ショットは「良くもなく、悪くもなく」と、イメージ通りのスイングができていない様子で、「ショットからパットまで全体的に調整をして、来週の試合も頑張りたいですね」と次戦へ向けての課題を挙げていた。

2008年 富士通レディース