さくら、ドライバーを短く握って曲がりを修正
2008/10/30 18:08
前週の「マスターズGCレディース」最終日を首位と2打差で迎えながら、ドライバーの右への曲がりに苦しみ4位タイに終わった横峯さくら。その最終日、後半からドライバーのグリップを短めに持つことで弾道を修正したが、やはり前半の伸び悩みが響いた。
迎えた今週の「樋口久子IDC大塚家具レディス」。「ショット自体は悪くないので、そこ(ドライバー)さえ何とかなれば…」と横峯。先週に引き続き、ドライバーを短めに握ることで右への曲がりを防ぐ考えだ。「だいぶ修正できました。右に行くことは行ってしまうのですが、許せる範囲にはなりましたね」と、戦う準備は整えられたようだ。
コースの印象については、「フェアウェイは広い方だけど、グリーンはアンジュレーションがあって難しい」と分析。「最終的にはパットだと思います」と攻略へのポイントを挙げ、「1日3アンダーくらいで回れれば良いですね」と具体的な目標を掲げた。
今季も、残るは今週を含めわずか5試合。2005年以降、毎年勝利を積み重ねてきた横峯だが、今季は未だ勝利を飾れていない。「焦りはありません。1試合1試合を大事にして、自分のベストを尽くすだけです」。まずは、苦手意識の強い初日を無難に乗り切りたいところだ。