ショートゲームに苦心の横峯、45位タイと出遅れる
2007/03/02 00:00
いよいよ開幕した2007年国内女子ゴルフツアー。今年に入ってからANZレディスマスターズ、フィールズオープンと海外での2試合を経て開幕の舞台に立った横峯さくらは、宮里藍、大山志保と同組で午前10:27に1番からティオフした。
出だし、2番でティショットを木の後ろに入れてボギーを叩いた横峯は、続く3番でもティショットを左に引っ掛け連続ボギーとしてしまう。しかし、この日最初のパー5となる4番で2打目をグリーン右奥のカラーまで運ぶと、3打目で2.5mにつけ、これをきっちり沈めてバーディ奪取。6番でも下り3mを沈めてイーブンパーにスコアを戻した。
だが、その後が続かない。8番ではアプローチを寄せきれず、12番では3パット、17番でも寄らず入らずと、3つのボギーを叩いてスコアを落とした。最終ホールこそ、4mのバーディパットを沈める意地を見せたが、結局この日は3バーディ5ボギーの74、通算2オーバーの45位タイと出遅れた。
「グリーンが難しかったです。後半もチャンスがあったのですが、今日はこんな日だったのかなって。最後に4メートルのバーディパットが入ったので、明日に繋がれば良いですね」。
今日も相変わらずの鼻声だが、体調面の不安は否定する。「風邪は悪化していませんが、スコアが悪化してしまいました。ショットはそれほど悪くないので、明日に向けてパットの調整をしたいです」。今年を占う開幕戦、このまま簡単に終わるわけには行かない。