どうした、さくら!自己ワーストの「81」で予選落ちのピンチ!
2007/05/11 00:00
晴天の福岡センチュリーゴルフ倶楽部。ジリジリと照りつける夏のような強い日差しは、さくらを散らすには充分だったのか・・。
ヴァーナルレディース初日、古閑美保、辻村明須香と同組となった横峯さくらは、ドライバーの不調に苦しんだ。2番でボギーを叩くと、続く3番パー3でも6mから3パットで連続ボギーとしてしまう。迎えた4番パー4は、ティショットを曲げて右の斜面へ。2打目はグリーン手前のバンカーに掴まり、しかもあごの手前に止まる不運が重なる。「出すだけで良いと思ったけど、しっかり当たってしまって・・」。3打目はグリーン奥のカート道まで飛んでしまう。そこから寄せて2パットのダブルボギー。
その後も5番でボギー、6番では2打目を池に入れてダブルボギーと苦しい展開は続いた。結局この日は、ノーバーディ、5ボギー、2ダブルボギーの「81」。昨年の「日本女子オープン」最終日に記録した自己ワーストに並ぶ9オーバー、順位は105位タイと大きく低迷した。
朝からショットの調子は悪かったのか?との質問に、「 練習場では別に悪くはないと思いました。でも、練習球が30球しかないし、ドライバーは5球位しか打てないので・・」と珍しく不満気なコメントも残した横峯。
2005年の「大王製紙エリエールレディス」から、国内ツアーでの連続予選通過記録も39まで伸ばしているが、その記録維持の為に明日はアンダーパーが必須条件だ。「明日は3つか4つはアンダーで回らないといけないと思うので、頑張ります」。記者に囲まれている間もずっと火照ったままだった顔が、この日の戦いを象徴していた。