2010年 コーニングクラシック

桃子、後退も「自信が少しずつ戻ってきた」

2010/07/03 10:03
ホールアウト後、今週から使い始めたバランスを養う練習器具で調整する上田桃子

4アンダーの6位タイと好スタートを切った、上田桃子の「コーニングクラシック」初日。10番からティオフした2日目は、「ショートが多かった」とパッティングに苦しみ、一転して伸び悩む展開となった。

スタートホールからパーが続き、16番パー4では2打目が木に当たり40ヤードの距離が残る。このアプローチを寄せきれずにボギーが先行。17番では2メートルの絶好のバーディチャンスを逃すなど、なかなか波に乗り切れない。

折り返し後の4番で4メートルを沈めてバーディを奪うも、直後の5番では3パットのボギー。8番も3パットのボギーを叩くが、最終9番をバーディで締めくくり、この日2バーディ、3ボギーの「72」(パー71設定)。通算3アンダーの32位タイに後退して決勝ラウンドを迎える。

順位は後退しても、上田の表情に陰りは見られなかった。「今日はアンラッキーなキックも多くて、あまりついてなかった。調子は先週と比べてすごく良くなっているので、あとはパターをしっかり打つだけ。自信が少しずつ戻ってきていると、ラウンドの中でも感じるし、ショットに関しては迷いも無くなっています」。先週の失意の予選落ちからは、完全に立ち直った様子。「噛み合えばビッグスコアも出る」と、強気なコメントも戻ってきた上田の決勝ラウンドのプレーに期待したい。

2010年 コーニングクラシック