2010年 LPGAチャンピオンシップ

桃子、序盤のつまずきが響き予選落ち

2010/06/26 10:39
この日は両ひざにテーピングを巻いてプレーしていた上田桃子

「楽しみたい」という目標を果たせぬまま、ショットの不調により「LPGAチャンピオンシップ」初日で大きく出遅れてしまった上田桃子。巻き返しを図った2日目だったが、初日と同様、序盤につまずく滑り出しとなる。

スタートホールの1番パー4では、ティショットをフェアウェイに置いたものの、2打目をピンに寄せきれずにピン右奥10メートルへ。ファーストパットは1.2メートルオーバー、返しのパットも外してしまいボギー発進としてしまう。

さらに続く2番でもボギーを叩くと、3番でバーディを奪うも8番で再びボギー。後半も1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばすことができず、この日「74」。カットラインには遠く及ばない通算8オーバーの101位タイで終え、海外メジャーでは自身初となる予選落ちを喫した。

他の日本勢4人は予選突破を果たし、一人蚊帳の外となってしまった上田。プレーを楽しむどころか、悔しさばかりが募るメジャー戦となってしまった。2週間後の「全米女子オープン」でリベンジを果たして欲しいところだが、心配なのは、ひざの状態。この日は痛めている右ひざとともに、健全であるはずの左ひざにまでテーピングを施していた。その症状が気になるところだが・・・。

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