桃子19位タイ、次週は膝の検査に専念
2010/05/30 16:15
「ヨネックスレディス」最終日は、3日目にしてようやく薄い雲の合間から太陽が顔を覗かせ、気温も上昇。膝に不安を抱える上田桃子にとっては、この陽気で痛みは前日2日間よりも緩和されることとなった。
その効果もあり、この日は3バーディ2ボギーの「71」と、アンダーパーでラウンドして通算2オーバー、19位タイでホールアウトした上田。「フェアウェイがぬかるんでいて、球をあげるショットが出来れば難しくないんだろうけど、このフェアウェイの状態とピンポジションは私には難しかった」。自身の体調も含め、厳しいコンディションとなったが、最後は意地を見せて3日間を締め括った。
次週は試合に出場しない予定の上田は、「色んな先生に診て貰おうと思っています」と、懸案の膝について、徹底的な検査をすることを明言する。「あまり大きな治療はしたくなくて、なるべく何もせずにこのまま付き合って行ければよいと思っています」。元々、半月板の形が良くないという上田だが、ここまでプレーに影響が出てしまっては、騙し騙しというのも難しいようだ。
「(翌々週の)サントリーには出たいけど、残りの試合には響かないようにしたい」という上田。慣れ親しんだ六甲国際での試合への出場も、現時点では微妙な状況と言わざるを得ないようだ。