2010年 サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント

桃子、「久々にショットが良かった」と確かな手ごたえ

2010/05/01 17:17
右足のテーピングが痛々しいが、プレー内容では確かな手ごたえを実感!

「サイバーエージェントレディス」初日を、首位に2打差の4位タイで終えた上田桃子。「ショットの調子は悪いのに、アンダーパーで回れたので満足です」と、本調子では無いながらも上々の滑り出しを見せ、上位で2日目を迎えた。

「朝の練習場からショットの調子が久々に良かった」と振り返る上田は、序盤からパットも好調。出だしの1番では約10メートルのバーディパットを捻じ込み、「良い流れだった」とバーディ発進とする。その後も2番のボギーを挟み、3番、4番と連続バーディ。7番でボギーを叩いたものの、1ストローク伸ばして前半を終える。

だが、「休憩中にパット練習をして、いろいろと考え過ぎてしまった」と上田。後半の10番、11番と連続ボギーを叩き、「勢いが止まってしまった」と、その後は停滞。終盤に2バーディを奪う意地を見せたが、この日5バーディ、5ボギーのイーブンと伸び悩み、首位に5打差の通算1アンダー、9位タイへと後退した。

それでも、プレーの内容には満足の表情を浮かべる。「絶好調ではないけど、(次週の)メジャーに向けて久々に手ごたえを掴めました。明日は来週に繋がるゴルフをしたい」と、口調も滑らかだった。ボールを上げたいと思うばかりにフェースを開くことで、逆にインパクトで閉じていたことに気付いたという。

この日、右足にテーピングを巻いていた上田。「(2月の)タイからずーっと膝の裏が痛くて、どんどん前に(痛みが)来ました。今日は棄権しようと思いましたが、朝にケアしてもらったら大丈夫そうだったし、テーピングで痛みは止まったので」と、悪化の様子を話す。明日の最終日、右足の具合も気にかかるところだが・・・。

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