桃子、惜敗にも「結果がすべて」
2009/12/04 18:30
これまでの日韓対抗戦の通算成績は1勝1敗の上田桃子。日頃から日の丸を背負って戦う上田だけに、国の代表として戦う今大会は、気合の入り方もまた格別のようだ。
初日の対戦相手は、日本でもお馴染みの李知姫。今年は韓国チームのキャプテンも務める李知姫は、1番から3連続と怒涛のバーディラッシュを見せる。上田も必死に食らい付くが、16番を終えて1アンダー。16番でバーディを追加して4アンダーとした李知姫とは3打差がついてしまう。
17番パー5では2オンに成功し、イーグルチャンスにつけるも決められず、最終18番もパーで終えた上田は、通算2アンダーでホールアウト。5アンダーの李知姫に追いつくことは出来なかった。
「私も悪くないゴルフをしていたけど、結果がすべて。負けたことはしっかり反省して明日に生かしたい」という上田。この日は気合が入りすぎたのか、強めのパットが災いして、3回の3パットを記録してしまった。ユ・ソヨンと対戦する明日は、熱い気持ちを包みこむ冷静な判断力が必要となるだろう。
「まだまだ負けないぞっていう気持ちで、チーム一丸となって頑張らないといけない」と、上田は言う。明日こそは、強い日本チームを見てみたいものだ。