2009年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

「間に合ったなという感じ」桃子、初メジャーへ首位タイ発進!

2009/11/26 18:38
本来の切れのあるショットが戻り、首位タイの好スタートを決めた上田桃子

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の初日、開幕前の予告どおり、上田桃子が通算3アンダーとスコアを伸ばし、首位タイの好発進を決めた。

前半は長いパーパットを沈めるなど、我慢のゴルフとなった上田。7番でボギーが先行したものの、9番でバーディを取り返すと、後半はショットが復調。「10番からは基本的にバーディチャンスについた」と、11番、12番の連続バーディを皮切りに、4バーディを奪ってスコアを伸ばす。16番でボギーを叩いたものの、横峯と並ぶ首位発進に納得の表情を見せた。

「ようやく球が捕まり始めて、ラインが出せるようになってきた」と上田は言う。先週までは持ち球のドローが打てずに苦しんでいたが、「間に合ったなという感じ」と、メジャーの大舞台にきっちりと照準を合わせてきた。

2つのボギーはアプローチミスと、ラインの読み間違い。「ショットもいいし、パターもいい。1mをチョロッと外してしまったけど、毎回良いバーディパットを打てていたので、一日のゴルフの流れは良かった」と、悩みらしい悩みは無い。

それでも、「最終日、トップと5打差でもどうなるか分からないのがメジャーだし、高麗グリーン。毎日、3つを目標に頑張れれば良いと思う」と、自身は淡々と60台を目指していく。

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