桃子、悔しさが募る9位タイフィニッシュ
2008/10/05 18:30
首位と4打差で「日本女子オープン」最終日を迎えた上田桃子。3日目にはホールインワンを記録するなど追い風に乗った状態で、逆転勝利に向けて1番ティからスタートを切った。
昨日は連続ボギーを叩いた1番、2番をパーで切り抜け、続く3番パー3ではピン上2メートルにつけてバーディを奪取。4番パー5はティショットを左に曲げてラフに打ち込みボギーとしたものの、直後の5番パー4でバーディを奪い返し、前半を1アンダーで終える。
難度が高いバックナインでさらなる追い上げを図った上田は、2バーディを奪ったものの、2つのボギーを叩くなど伸び悩む展開となった。スコアを伸ばす上位に最後まで追いつくことができず、この日は1ストローク伸ばすにとどまる。「もうちょっと優勝争いがしたかったです」と、最終的には通算2オーバーの9位タイ。初の「日本女子オープン」タイトル奪取は叶わなかった。
「調子はいいけど、4日間のうちで1日くらい良い日があって欲しかったので、ちょっと残念です。今日はまあまあ良かったけど、体も疲れていたし、女子オープンは色々なショットが必要で、体を使ったショットも必要。オフにトレーニングをしっかりして、来年も女子オープンに帰ってきたいです」と悔しさを滲ませ、来年へのリベンジを誓っていた。来週は休養にあて、翌週の米女子ツアー「カパルアLPGAクラシック」に出場する。日本ツアーには、「マスターズ GCレディース」(10月24日~)から復帰する予定だ。