2008年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

桃子、ショット好調の反動でアプローチが…

2008/09/26 18:30
「ピンも難しかったし、2アンダーはまあまあかな」と、初日の プレーに及第点を与えた上田桃子

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」初日の上田桃子は、前半を1バーディで折り返すと、後半は3バーディ2ボギー。トータル「70」の通算2アンダーで回って、首位と1打差の6位タイで初日を終えた。

前半は安定したドライバーショットを見せていた上田だったが、この日のペアリングは福嶋晃子三塚優子という飛距離の出る2人。「2人が飛ぶので、意識していなくても飛ばしたいという本能が出てしまった」と、段々とスタンスがワイドになってきたという。後半に入り、スタンスは修正したが、「テイクバックが浅くて、突っ込みすぎてしまった」と、時折ティショットを左に曲げるミスが出た。

それでも、2打目以降でリカバリーを見せる上田。しかし、「最近はショットの調子が良くて、アプローチの練習が出来ていなかった」と、14番パー 5、18番パー5ともに3打目をガードバンカーに入れて、寄せ切れずのボギーとしてしまう。「マンシングの時もそうだったのですが、ライも良くて簡単なのに、重心が落ちなくてアドレスがしっくりこなかった」と、ショートゲームを課題に挙げた。

「今からバンカー練習に行きたいです」と会見を終えた上田は言ったが、この日は親交のある楽天イーグルス・田中将大投手が投げる、楽天vsオリックス戦を観戦しに行く予定だという。「パターは凄くいいし、噛み合えば良いスコアは出ると思う。野球を見て、パワーを貰いたいですね」という上田は、短時間に集中して練習をこなすと、足早に会場を後にした。

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