2008年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

好調維持の上田桃子「結果にもこだわりたい」

2008/09/23 18:30
自ら好調を自負する上田。その中でいかに結果を出すかが課題だという。

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の開幕を翌日に控えたこの日、プロアマ戦をラウンドした上田桃子は、「調子はいいです」と、きっぱりと言い切った。

「1年の中で、調子がいいって言える時期は少ないので、女子オープンに繋がるよう大事にしたいです」という上田。「フェアウェイが凄く広いってことはないけど、狙いを半分に絞ってみたり、調子がいいときに出来ることをやっておきたいです」と、この試合では自ら高レベルの目標を設定した。

先週は最終ホールでボギーを叩き、掴みかけた優勝を逃してしまった。「その日と次の日は『また自分が負けて、(相手を)勝たせてしまった』と、結構凹みました」というが、冷静に分析すると、2日目にショートパットを2回外したことなど、1打のロスが大きかったことに思い至った。

「お先で外しているので、精神的なダメージは少ないけど、1打のロスは大きいので、しっかり防いでレベルを上げて行きたいです」と、調子の良さゆえの慢心を注意する。「危険察知力というか、調子が良すぎて警戒しなさ過ぎるところがあった」と、自らを戒めた。

翌週は、帰国後の最大の目標となる「日本女子オープン」に出場し、1週間の休みを挟んでハワイでの「カパルアLPGAクラシック」、「マスターズ GCレディース」と大きな試合が続いて行く。「調子がいいからといって勝てるわけではないけど、結果にもこだわって行きたい」という上田。シーズン終盤に向けて、気勢が上がってきた。

2008年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント