18番で痛恨のダボ、桃子14位タイへ後退
2008/09/12 09:30
「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」初日を4アンダーの2位で終えた上田桃子。2日目は、11時55分に10番ティからスタートした。
前半を1バーディ1ボギーとして迎えた、折り返し前の18番。ピンまで177ヤードの第2打を5Iで放ったが、「テークバックが浅めで、右を嫌がって、突っ込んで左に行ってしまった」と、グリーン手前に立ちはだかる深いバンカーに入れてしまう。行ってみると、球はバンカーのあごの部分に突き刺さり、表面の白い部分がかろうじて見えているだけの状態。自分の球か確認する為に、競技委員立会いの元で球をピックアップし、再び元の位置に戻すと、上田はアンプレヤブルの判断をした。
バンカー内にはドロップせず、2打目地点からの打ち直しを選択した上田。この4打目をグリーンに載せたが、2パットでダブルボギーとしてしまった。
「18番のセカンドで、すべて流れを変えてしまいました」という上田は、折り返した1番、2番は長いパーパットを沈めて耐えたが、3番でボギーを叩くと、その後は3ボギーと崩れた。最終9番では、「今思うと、何で行ったのか分からない」という、残り210ヤードの第2打を3Wでグリーンを狙って強振。低く左に出た球は、林に突っ込み、結局ボギーフィニッシュとしてしまった。
「チャンスが来たときにバーディを獲れないと、流れも取り戻せないです。防げるところは防げたと思う。マネジメントでパーを獲るゴルフをしたかった」と、この日は反省の弁が多くなった。
初日「68」、2日目「78」と、ストロークは10打も違い、「初日が4アンダーなので、2日目終わって2オーバーは悪いと思います。正直こういうゴルフをすると、優勝争いは難しいけど、明日いくつもぐれるかが重要だと思います」と、3日目の戦いに希望を託した。