2009年 ミズノクラシック

4位タイの桃子、世界のトップに感心しきり

2009/11/06 17:51
ドライバーが絶好調! ティグラウンドでギャラリーの歓声に応える上田桃子

2007年の「ミズノクラシック」で優勝を飾り、USLPGAツアーへの切符を掴んだ上田桃子。その思い入れの強い舞台で、今年も上田が存在感を見せつけている。初日、6バーディ、2ボギーの4アンダー。首位に2打差の4位タイと絶好のスタートを切った。

この日は、「今年で4回目くらいかな」というロレーナ・オチョアと同組。「良い緊張感で回れたし、1打1打が勉強になった」と、世界トップレベルとのラウンドも追い風になったようだ。「上がってからバーディが6個って気が付いた」という言葉が、ホールアウトまで集中力が研ぎ澄まされていたことを物語っている。

オチョアの話題は続く。「私のなかで、ロレーナはアプローチが一番うまい。寄りそうだな、というドレスだし、やっぱりトップの選手はいろいろな球筋が作れる。世界に通用するためには、いろいろなショットが必要だと感じますね」と感心しきりだった。現在、上田が取り組んでいるフェードボールについても、「ロレーナのフェードは距離のコントロールがすごい」と、その差を痛感していた。

この日は、すべてのティショットでフェアウェイをキープ。「打ちやすいコースだし、下(地面)が固くて転がる(ランが出る)から、振らなきゃいけない意識がない」と、コースとの相性の良さを改めて実感した様子。コースにパートナー、自身の調子と、すべてが噛み合うラウンドとなったようだ。

2009年 ミズノクラシック