2009年 ミズノクラシック

桃子、自身の米ツアー最終戦で有終の美を飾れるか

2009/11/05 18:31
江連忠コーチ指導のもと、「良い準備ができた」と表情も明るかった上田桃子

上田桃子にとって今シーズンのUSLPGAツアー最終戦となる「ミズノクラシック」。2007年大会では優勝を飾り、USLPGAツアーへの道を切り開いた思い入れの深い大会でもある。「ショットメーカーが有利なコースだし、好きなコース」と、相性の良さは自身も認めるところだ。

開幕前日の5日(木)はコーチである江連忠の指導のもと、アウトコース9ホールをプレー。最後の調整を終え、「良い練習ができましたし、準備は万端です。トータル的にもバランス良く調子が良いので、明日が楽しみですね」と晴れやかな表情で好調をアピールしていた。

昨年大会は35位タイと優勝争いに絡めなかったが、「今年は成長を感じながらラウンドできればと思います」と、USLPGAツアーという荒波にもまれて得た経験のすべてをぶつける心構え。前週の「ハナバンク・コロン選手権」でも11位タイと上位で終えているだけに、言葉通りの活躍に期待は高まる。

2008年シーズンは19試合、今シーズンは17試合に出場し、残念ながら勝利を飾ることはできていない。江連コーチからは冗談半分に「米ツアー2勝目はミズノだね」と言われているという。その言葉を受けて、「2勝目はアメリカで勝ちたいと思っていた」と上田。だが、「もちろん、ここでも勝ちたいです」と、正直な気持ちに従うように全力を注ぐ。

2009年 ミズノクラシック