38位へ後退の桃子、「せめて明日一日くらいは…」
2008/11/08 16:22
「ミズノクラシック」初日を首位と3打差の14位タイで終えた上田桃子。2日目の追い上げで優勝争いに絡むべく、小雨の降る中9時55分に1番からティオフした。
序盤は寒さの影響もあるのか、ショットがグリーンを捉えられない。2番は右手前に外したが、アプローチで寄せてパーセーブ。続く3番でもグリーン左のラフに外すと、2mのパーパットを外してボギーとしてしまう。5番パー3では、ピン上3mのチャンスにつけたが、このパットはカップをかすめ、上田はパターを叩きつけて悔しがった。
「前半はずっとショットが悪くて、1日ダメかなと思っていた」という上田だが、去年アルバトロスを決めた7番パー5で、この日初めてのバーディを奪うと、続く8番パー3では、6mを沈めて連続バーディ。流れを掴みかけたかに見えた。
しかし、折り返した直後の10番で、7mのバーディパットを3mオーバーしての3パット。12番では、ピンまで130ヤードの第2打を、PWで「ナイスショットしたつもり」が、はるか手前のバンカーに捉まり、寄せきれずのボギー。「10番はホントしょうもないミスで、12番はなんでか分からず、がっかりした」という上田。14番もボギーとし、後半は3ボギー、結局この日は2つスコアを落として、通算イーブンパーの38位タイでホールアウトした。
「凄い楽しみにしていた大会なのに残念です」と意気消沈の上田。「毎週、優勝争いをするのが目標で、その中で運が向いたときに勝てれば良いと思っていたけど、全然それが出来なくて…」と、思うように行かないゴルフにストレスも溜まり気味だ。
「すごく悔しいけど、あと1日ある。お客さんも大勢ついて来てくれるし、明日一日くらいは楽しませたいです」と、最終日こそ笑顔満開のラウンドにするつもりだ。