2011年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

遼、一回戦突破はドライバーショット次第!

2011/02/23 11:21
夜明け前にコース入りした石川は、一人黙々と練習を行った

WGC(世界ゴルフ選手権)アクセンチュアマッチプレー選手権に出場する石川遼は、大会前日の練習日に誰よりも早くドライビングレンジに現れた。まだ夜明け前の6時40分に現れた石川は、一通りのクラブを練習後、7時30分に1番ティグラウンドに立った。

しかし、この日は気温が低く、コース内の芝が一部凍っていたこともあり、スプリンクラーで水を撒くなどメンテナンスの真っ只中。一度パッティンググリーンに戻り、8時になるのを待ってから再びティグラウンドに向かった。

ドライバーショットが好調の石川。この日もほとんどフェアウェイを外さなかった

9ホールを終えた石川が10番に向かうと、スタートを待つ選手が数人いた。そこで、後半の9ホールはスウェーデンのピーター・ハンソンと2サムで練習ラウンドを行うことにした。18ホールのラウンドを終えた石川は、再びドライビングレンジに戻り、最後の調整に入った。

「ドライバーショットは問題ないです。コースはフェアウェイがここ数日の雨で柔らかくなっているので、ランが出にくくなっています。昨年ならフォローの風で350ヤード飛んでいましたが、今年はそこまでは飛んでいません」と練習後に話す石川。

対戦相手のカール・シュワルツェルを「スイングが素晴らしい、テークバックなど自分の理想に近い選手です」と高評価。石川にとって、昨年のベスト16を上回るには、1回戦で負けるわけにはいかない。「明日はドライバー次第です」と、調子の良いドライバーのでき次第で自らの勝率が高まると予想している。

2011年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権