2010年 サン・クロレラ クラシック

遼、恵みの雨となるか!?初日はノーバーディで7ホールを終了

2010/07/29 15:54
8番でティショットをフェアウェイに運んだところで中断に入った石川。ボールの両サイドにティペグを差してクラブハウスに戻った

国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」の初日を迎えた石川遼。8時32分に1番のティグラウンドに立ったが、この時すでに雨は本降りとなっていた。1番は無難にパー、そして2番ではティショットに0番アイアンを用い、これもパーセーブ。

出足4ホールでパーを積みかさねた石川だが、5番でボギーを叩くと7番パー3でもボギー。8番ではフェアウェイ左サイドの好位置にドライバーでのティショットを運んだが、この直後に中断を告げるサイレンが鳴らされた。

中断中の石川は、クラブハウス内のパイプ椅子に座り、うつむいて何かを考えているようだった。その後、丸山茂樹や深掘圭一郎が横に座り、3人でゴルフについて語り始めた。そして中断から2時間14分後にサスペンデッドが決定すると、荷物をまとめ、足早に車に向かった。

「また明日、朝からのスタートの方がコースコンディションも良くなるでしょうから、今日はサスペンデッドで良かったと思います。今日は雨・風の強い中でのプレーでしたけど、自分としては悪くは無かったんじゃないですかね。明日、気持ちを入れ直してがんばります」と、この日のプレーを振り返り、コースを後にした。

2010年 サン・クロレラ クラシック