2009年 WGC HSBCチャンピオンズ

遼、初のWGCイベントで新シャフト投入

2009/11/04 22:26
新たなシャフトでドライバーショットの精度は増すか!?

初めての中国、そして初のWGCイベント開幕を翌日に控えた4日、石川遼が開催地のシェーシャンGCでプロアマ戦を行った。前日18ホールをラウンドしており、この日が2度目のラウンド。石川は、ドライバーに新しいシャフトを挿してその感触を確かめた。

これまでのものより、先の走りが抑えられているという新モデルは、「スピン量を抑えているので、サイドスピンも少ない。これまでのものはちょっとタイミングが合わないと左に曲がってしまったけど、左に行きにくくなった」と石川は言う。「初速は遅いけど、伸びる。周りから見たら迫力が落ちるかもしれないけど、行ってみたら飛んでいるという感じです」と、新シャフトで安定感が増したことに手ごたえを感じていた。

コースは良く整備されており、芝の状態も万全。石川は、グリーン周りを攻略のポイントに挙げる。「グリーンは小さくてアンジュレーションが大きいです。今日の9番のセカンドは4Iだったし、グリーンを外すことも多くなると思うから、そこからが大切。ショットは自信を持っているので、パット、アプローチの課題が今週経験して良くなっていけばいい」と抱負を語った。

前日のパーティでは、S.ガルシアL.ウェストウッド、S.オヘア、C.ビジェガスY.E.ヤンらと話し込んだという石川。R.マキロイI.ポールターからは、「プレジデンツカップで頑張ったね」と声を掛けられたと喜んだ。世界の中で居場所を築きつつある石川が、今週さらなる飛躍を目指す。

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