遼、初日からのチャージを誓う! 世紀の天体ショーにも興奮
2009/07/22 18:50
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」に出場する石川遼が、開幕前日の22日(水)にプロアマ戦に出場。前日はアウトコース9ホールのみのラウンドだったが、1年ぶりに18ホールを回り「アウトとインのロケーションの違いを改めて感じました。アウトは広いコースが多い中で、インは全体的に絞られたロケーション。特に13番、14番あたりは木が多いので、緊張して縮こまったスイングにならないようにしないと」とポイントを掲げた。
昨年大会の最終日では「67」をマークし、23位タイから3位タイに浮上してフィニッシュ。特に最終18番パー5で2オンに成功し、咆哮しながら何度もガッツポーズを繰り返す姿は記憶に新しい。「コースとの相性は目に見えないものだけど、心の奥に残るもの。プレーしやすいコースだし、ティショットもすごく打ちやすい。明日は前半からチャージをかけて、『ミズノオープンよみうりクラシック』みたいに良いスタートを切ってモチベーションを上げていきたいですね」。大好きな北海道の地で、昨年大会に続けての活躍を誓った。
また、この日は46年ぶりとなる皆既日食と重なり、今世紀最大とも報じられる天体ショーに興味津々。北海道は予報通りに雲が覆い、観察は難しいと思われていたが、現象のピークを迎える午前11時近くに雲が急に晴れた。「それまで曇っていたのに不思議でしたよね。奇跡的」と興奮気味。プレー中も専用のサングラスを使い、何度も空を見上げていた。