有村、もどかしさの中の予選通過に「安心した」
2011/09/24 17:44
「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」初日を1オーバーで終えた有村智恵。大会2日目は高校の先輩、宮里藍と同組となり大勢のギャラリーを引き連れながら、同時に予選カットラインも意識してのラウンドとなった。
けがから復帰2戦目となる有村は、「(休みの)2週間球を打たなくて、その前はバランスや調子が良かったけど、そのイメージで打ったら体がついてこないし、毎ショットどういうイメージで打つか決められなかった」と振り返る。
序盤からグリーンには乗るもののバーディチャンスにはつかず、7番(パー3)ではアプローチを寄せきれずにボギー先行としてしまう。それでも、折り返した後半の16番で2打目をピンそば1mにぴたりとつけてバーディを取り返し、予選通過を確実なものとした。
「昨日の前半が終わって、これはやばいなと思った」という有村。この日、1バーディ1ボギーの「72」、通算1オーバーの31位タイでホールアウトし、「ちょっと安心しました」と白い歯を見せた。
それでも、「いろいろ考えて打ってしまって、感覚と体が合っていない部分がある。合わせるには練習が必要だと思うけど、(たくさん)練習できないのが歯がゆい」ともどかしさも抱きながら、最終日へと臨む。(宮城県利府町/今岡涼太)