2011年 ニトリレディスゴルフトーナメント

有村、“恵の雨”に救われイーブン発進

2011/08/26 19:05
好調なパットで「よく粘れた」と有村智恵。首位に4打差とまずまずの滑り出し

「ニトリレディス」初日、2週連続優勝がかかる有村智恵は、「今日はショットがブレていて、どうゆうボールが出るのか予測できなかった」とスコアメイクに苦しむラウンドに。それでも5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパーにまとめ、首位に4打差の24位タイで初日を終えた。

不満を漏らすショットに対し、パットは先週からの好調を維持。特に前半は「長いのが入ってくれて助かった」と、12番でカラーから10mを沈めてバーディ先行。15番でも4mを捻じ込み、バーディを重ねた。

しかし、「ミスをしたというより、少しずつ噛み合わなくなっていった」と流れは急変。3番でダブルボギーを叩くと、4番、5番の連続ボギーで大きく後退する。だが、ここで雷雨による約1時間の中断を挟むと、「ストレッチをして、イメージや体のバランスを切り替えられた」と、再開後の7番(パー5)で1m、8番で2mにつけて連続バーディ。「良い中断になった」と、有村にとってはまさに“恵の雨”となった。

「ドライバー(のブレ)はちょっとしたイメージの違いなので大丈夫だと思う。パットの調子はいつにも増して良いし、ショットと噛み合えば良いスコアが出ると思います」。自身初の2週連続優勝に向け、勝負の2日目に臨む。(北海道苫小牧市/塚田達也)

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