2011年 meijiカップ

27位に後退の有村「練習を積むしかない」

2011/08/06 17:57
ショット、パットともに精細を欠き、通算3アンダーの27位タイに後退した有村智恵

「meijiカップ」2日目を4位タイで迎えた有村智恵は、「朝から体のバランスがおかしく、アドレスをしてもイメージが出なかった」と、ショット、パットともに苦しむ1日となった。その予兆は、スタートホールから悪い方向に現れる。1番のティショットを右ラフに打ち込むと、2打目は左に引っ掛け、グリーン左斜面を転がり落ちてしまう大ピンチ。打ち上げの3打目はグリーンをオーバーし、ボギー発進と出鼻をくじかれる。

5番では3mを外して手でパターを叩き、6番(パー5)では5mを外して天を仰ぐ、フラストレーションの溜まる展開。7番(パー3)、9番(パー5)でバーディを奪うが、後半に入り3ボギーを叩くなど再び失速。「73」と1ストローク落とし、通算3アンダーの27位タイに後退した。

「全部が全部、納得のいかないショットが続いた。その繰り返しだった」と肩を落とす有村。ショットへの手ごたえを感じつつあっただけに、その落胆は大きかったようだ。「体のバランスがおかしいくらいで(スコアが)悪いと困ってしまう。修正点を見つけないといけないし、そろそろ掴んでいきたい。今は練習を積むしかない」と、反省の言葉ばかりが口をついた。

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