2011年 ニチレイレディス

有村、渡米前にドライバー3本で調整

2011/06/16 18:07
パッティングでは打った後も頭を残す練習を繰り返す有村智恵

国内女子ツアー「ニチレイレディス」の大会に出場する有村智恵は、練習ラウンドとプロアマ戦で合計3本のドライバーをテストした。いずれもブリヂストンのツアーステージ X-DRIVE 701で、それぞれシャフトの硬さが違う3タイプを使用していた。

「このタイプは2年前に使っていたのですが、最近すごくフィーリングが良くて。シャフトは軟らかすぎると右に抜けてしまいますし、硬すぎても飛距離が出なかったりしますので、丁度良いのを選んでいるところです」と話す。

次週には海外女子メジャーの第2戦「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」に出場するが、そのための調整ではなく、あくまでも今の自分のスイングに合ったクラブを選んでいるという。

先週は惜しくも2位に終わった有村が、今週テーマにあげるもう1つが、永遠の課題ともいうパッティングだ。大会前日のプロアマ戦では、パッティングの際にボールを打ってから1秒近く打点(下)を向いた状態を保ち、その後顔を上げる練習を繰り返した。

頭を残すことでヘッドアップ防止になり、ストロークも安定するという選手も多いが、有村は「この方が入るんです!」と答える。ショットは好調時の精度を取り戻した有村が、このパッティング方法で、長い距離も決めだしたら、優勝は間違いなさそうだ。

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