連覇を狙う有村、最終ホールで痛恨のダボ
2010/11/19 17:34
ディフェンディングチャンピオンとして「大王製紙エリエールレディスオープン」を迎えた有村智恵。今シーズンはことごとく大会連覇のチャンスを逃してきた中、今週で5度目の挑戦となる一戦。かねてから意気込みを口にしてきた念願の連覇を叶えるべく、初日のスタートを切った。
1番、2番をパーとし、3番パー3ではピン奥5メートルにつけてバーディ先行。直後の4番パー4では、3打目のアプローチを1.2メートルに寄せるも、これを外してボギー。前半を1バーディ、1ボギーのイーブンで終える。
後半に入ると流れは一変し、スコアが大きく動く展開に。10番でボギーの後、13番からの3連続バーディで一気に上位に浮上。このまま大会連覇に前進するか・・・と思われた矢先、最終18番で落とし穴が待ち受けていた。
2打目をグリーン手前のバンカーに打ち込むと、打ちにくかったライも災いし、3打目を出し切れずに再び足元のバンカーへ。4オン、2パットのダブルボギーとし、後味の悪さが残るフィニッシュとなった。「71」の1アンダーは、首位に5打差の22位タイ。ショットの好調はキープし続けているだけに、明日の巻き返しに期待したいところだ。