バーディフィニッシュで首位と3打差に迫る!
2008/02/09 12:00
「ANZレディスマスターズ」で今季の開幕を迎えた宮里藍。第一ラウンドでアンダーパーをマークし、上々の滑り出しとなった。そして迎えた第二ラウンド。1日を通し、アイアンを含めたショット全般が引っ掛かり気味ながらも、ナイスリカバリーでバーディを重ねて行く。「去年はショットが曲がって、いろいろな場面でのリカバリーショットを経験した。今思えば、いい経験ができていたのかな」と、宮里。1番のボギー直後の2番、そして6番、12番とバーディを奪い、通算4アンダーで最終18番を迎えた。
ここで宮里は、「17番のティショットを打った後に、昨日に比べて足が動いていないのかな、と気づきました」。と、最終ホールでスイングを矯正。18番ティで「良いショットが打てました」との流れのまま、2打目残り176ヤードを6番アイアンでピン右3メートルにつける。これを見事に沈めてバーディフィニッシュとし、通算5アンダーの13位タイに浮上。ガッツポーズも飛び出し、大歓声に手を挙げて応えていた。
「もっと(周りの選手の)スコアが伸びると思っていたので、終わってみれば良い位置だったので満足です。今週はドライバーのフィーリングに意識を置いているので、勝てても勝てなくてもいいかな」と話すが、勝利こそ自信を取り戻す特効薬。貪欲に勝利を狙い、強い宮里の姿を改めて見せて欲しい。