藍「ホームアドバンテージは大きい」
2008/11/06 16:53
日本での試合に臨むのは、「日本女子オープン」以来となる宮里藍。今大会は、日米両ツアーを兼ねた大会で、宮里にとっては、米ツアー最終戦の「ADTチャンピオンシップ」出場を賭けた大事な大会だ。次週の「ロレーナ・オチョア・インビテーショナル」には出場出来ない為、この試合が今季の米ツアー最終戦となる可能性も高い。「ホームアドバンテージは大きいと思う」と、宮里は日本ファンの声援の助けを借りて、今試合での活躍を期している。
「(日本)女子プロと女子オープンに出て、日本ツアーがどれだけ盛り上がっているか、声援がどれだけ力になるか感じられました。やる前から心強いですね」。昨年は不調に陥り、「何をどうしていいか分からない状態だった」という宮里。2日目、最終日とインスタートになったが、それでも多くのギャラリーが宮里について歩き、暖かい声援を送ってくれた。米ツアーで孤軍奮闘していた宮里が、改めてファンのありがたさを感じた試合となった。
「去年と今年では、気持ちは全然違います。ドライバーがおかしくなったお陰で、小技はずいぶん上手くなったし、アイアンの距離感もクリアになってきました」と、転んでもただでは起きず、ドライバーが復調した今は、それがプラスとなって宮里のゴルフに貢献している。
「3日間、60台で回りたいです」という宮里。「去年よりは、楽しんでいただけると思います」と、応援してくれたギャラリーへのお礼は、自身のゴルフで返すつもりだ。