ショートパットのチェックも入念に行い、準備は万全!
2007/03/01 00:00
今週、国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」に出場する宮里藍。地元沖縄の風はやはり心地よいのだろう、宮里の顔には常にリラックスした明るい表情が浮かんでいた。
この日は指定練習日。11時30分にコース入りした宮里は、約1時間にわたりショットとパットの練習を行った。練習場では、出会う選手たちから次々と「おかえり~」の声が。笑顔で「ただいま~」と答える宮里の表情は、やはり米国にいるときのそれとは違う。笑顔の宮里をおさえようと、たくさんのカメラマンがシャッターチャンスを狙っていた。
13時からハーフラウンドをこなした宮里は、ホールアウト後に再び練習グリーンへ向かった。やはり開幕戦で予選落ちの原因となったパットが頭にあるのか、ショートパットを入念にチェック。2本のクラブをカップに向けて平行に並べ、その距離のパットを1時間かけて繰り返し行った。先週はパットの調整が奏功し3位タイという好成績を収めたとはいえ、慢心せずに、時間をかけて復習を行うあたりが宮里の強みだ。
ハワイ2連戦の翌週に行う日本での試合。多少の疲れは残っているに違いないが、それでも先週の宮里のプレーを振り返る限り、どうしても優勝の二文字を連想せずにはいられない。舞台となる琉球ゴルフ倶楽部を、沖縄を、そして日本中を大いに盛り上げてくれることだろう。
宮里は、次週行われる米国女子ツアー第3戦「マスターカードクラシック」は欠場するが、大会最終日の翌日3月4日(月)にはアメリカに戻り、調整を続ける予定。