D.A.ワイブリング逃げ切り優勝！尾崎直道が13位タイでフィニッシュ！

ミネソタ州にあるTPC of ザ・ツインシティーズで開催されている、米国チャンピオンズツアー第20戦「3M選手権」の最終日。D.A.ワイブリングが後続を振り切り優勝を飾った。

首位でスタートしたワイブリングは、前半2バーディ、2ボギーとスコアメイクに苦しむ間に、ジェイ・ハースの猛追を受ける。しかし、後半に入ってからはスコアを伸ばし、ハースと互いに一歩も譲らぬ戦いを展開。勝負は最終18番まで持ち込まれたが、ワイブリングはここでバーディを奪って通算スコアを18アンダーとし、見事に激戦を制した。

10位タイでスタートしたハースは、この日1イーグル、7バーディ、ノーボギーと文句なしの内容。最終18番でもバーディを奪うなどして、最後までワイブリングを追い詰めたがあと1打及ばず、通算17アンダーの2位タイでフィニッシュ。それでも、賞金ランクトップの実力を見せつける内容だった。

3位タイには、スタートから4連続バーディで波に乗り、バーディラッシュを見せたミッチ･アダムスが、ジョン・ハリスとともに通算16アンダーで並んだ。このほか、2位タイでスタートしたジム・ソープはスコアを大きく伸ばすことはできず、通算15アンダーの5位タイ。3位スタートのトム・ワトソンは通算11アンダーの11位タイで大会を終えた。

尾崎直道は16番から連続バーディ、続く最終18番をイーグルという見事な締めくくりで通算10アンダーの13位タイに順位を上げてフィニッシュ。倉本昌弘はスコアを2つ伸ばして通算6アンダー、30位タイで大会を終えている。