2009年 全米シニアオープン選手権

F.ファンク、単独首位に立つ!アマチュアのT.ジャクソンは4位に後退

2009/08/02 09:01
13アンダーで首位をキープするフレッド・ファンク(Jamie Squire/Getty Images)

インディアナ州にあるクルックド・スティックGCで開催されている、米国チャンピオンズツアー第16戦・メジャー第3戦の「全米シニアオープン選手権」の3日目。フレッド・ファンクが通算13アンダーとして、優勝に王手をかけている。

単独3位という好ポジションで3日目を迎えたファンク。前半は立ち上がりの2番、5番、上がりの9番でバーディを決めて折り返し。後半は3バーディ2ボギーと粘り強くスコアを1つ伸ばして通算13アンダー。単独首位に立って、自身初のメジャータイトル獲りに挑む。

1打差でファンクを追っているのは、ジョーイ・シンデラーとグレグ・ノーマン(オーストラリア)の2人。トータル4バーディ2ボギーでラウンドしたシンデラーは、前日と変わらず2位をキープ。単独4位からスタートしたノーマンは、15番のイーグルが効いて通算12アンダーとし、2位に順位を上げている。ここ数年、勝利はもちろん、試合そのものからも遠ざかっていたノーマン。シニア入り後初の勝利をメジャータイトルで飾るのか?目が離せない。

単独首位で3日目を迎えたティム・ジャクソンは、2バーディ3ボギーとスコアを落とし通算10アンダー。単独4位に後退している。首位との差は3打。「アマチュアの星」が最終日にどんなゴルフを見せるのか?注目したい。
決勝ラウンドに駒を進めた尾崎直道は、後半2度のダブルボギーで通算2オーバー、41位タイに後退。渡辺司は4バーディを奪いながらも、3つのダブルボギーを叩き通算5オーバー。56位タイに後退している。日本勢の最終日の巻き返しに期待したい。

2009年 全米シニアオープン選手権