L.ニールセンが逆転勝利! 尾崎直道、青木功は後退
2009/06/29 08:45
ニューヨーク州にあるエンジョーイGCで開催されている、米国チャンピオンズツアーの第13戦「ディックススポーティンググッズオープン」の最終日。2位からスタートしたロニー・ニールセンが通算21アンダーまでスコアを伸ばし、逆転で今季初勝利を手にしている。
首位と3打差の2位タイからスタートしたニールセン。逆転へのストーリーは1番で決めたバーディから始まった。続く2番でもバーディを奪うと、3番ではイーグルをマーク。そして4番からは連続バーディ。わずか5ホールで首位のフレッド・ファンクを捕える。後半に入り3つスコアを伸ばし、通算21アンダーとしたニールセンがファンクを振り切り、今季初優勝を飾った。
2日間首位の座を守ってきたファンク。立ち上がりの2番でバーディを決めると、5、6番は連続バーディをマーク。悪くない立ち上がりであったが、ニールセンの勢いが上回っていた。後半に入り、さらにバーディを重ねたニールセンに対し、ファンクはパープレーが続き勝負あり。ロニー・ブラックと並び、通算18アンダー、2位タイに終わった。前回覇者のエドアルド・ロメロ(アルゼンチン)は、前日の勢いはなく、終盤に息切れ。通算10アンダー、15位タイで大会を終えている。
22位タイで最終日を迎えた尾崎直道は3バーディ3ボギー、1ダブルボギーとスコアを落とし、通算4アンダー。44位タイでフィニッシュ。青木功は5バーディ2ボギー、2ダブルボギーで1つスコアを落とし、通算イーブンパー。60位タイで大会を終えている。次戦はより上位での戦いに期待したい。