2013年 全英シニアオープン

B.ランガーが大会2勝目に王手 井戸木は13位タイに後退

2013/07/28 07:27
後続に3打差をつけたB.ランガーが単独首位で最終日を迎える。(Ross Kinnaird/Getty Images)

◇米国シニア◇全英シニアオープン選手権 3日目◇ロイヤルバークデール(イングランド)◇7,082ヤード(パー70)

2日目に首位タイに浮上したベルンハルト・ランガー(ドイツ)が、決勝ラウンドに入り加速をつけた。5バーディ、1ボギーの「66」と4つ伸ばし、2位に3打差のリードをつける通算9アンダー単独首位。2010年以来となる大会2勝目に王手をかけた。

「ここ数日間は、ショットがすごく良いんだ」というランガーは、初日から3日連続でアンダーパーをマーク。「どの試合でも勝つことは特別なことだけど、メジャー、それもこのようなコースで勝つことは大きな意味を持つんだ」。昨年は単独首位で最終日を迎えながらも自ら崩れ、1打差のリードを守り切れず6位タイで終戦。1年を経て、そのリベンジを果たす機会が早くも巡ってきた。

通算6アンダーの2位に、3日間すべて「68」という安定したプレー内容で首位を追うデビッド・フロスト(南アフリカ)。通算5アンダーの3位にマーク・ウィーブ、通算3アンダーの4位タイにジーン・サウアース、ピーター・ファウラーサンディ・ライル(スコットランド)が続く。

4人が決勝ラウンドに進んだ日本勢は、10位タイからスタートした井戸木鴻樹が「73」と3つ落とし、通算2オーバーの13位タイに後退。友利勝良は通算6オーバーの33位タイ、奥田靖己は通算8オーバーの46位タイ、倉本昌弘は通算11オーバーの65位タイとしている。

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