B.ランガーとM.ウィーブが首位 井戸木が10位タイに急浮上!
◇米国シニア◇全英シニアオープン選手権 2日目◇ロイヤルバークデール(イングランド)◇7,082ヤード(パー70)
予選2日間を終えてリーダーズボードのトップに浮上したのは、今季2勝を挙げているベルンハルト・ランガー(ドイツ)と、この日のベストスコア「65」をマークしたマイク・ウィーブの2人。通算5アンダーで首位を分け合い、決勝ラウンドへと折り返した。
ランガーは前半6番でダブルボギーを叩きながらも、以降は4つのバーディを重ねて「67」をマーク。「今日は(リンクスの変わりやすい)天気のようなプレーだったね。良いショットがたくさん打てたし、パットもよく入ってくれたよ」と、2位タイからの浮上を遂げた。ランガーは昨年、3日目を終えて単独首位に立ちながらも、最終日に「75」と大きく崩れて6位タイで終戦。昨年のリベンジと、2010年に続く大会2勝目へ向けて視界は良好だ。
4アンダーの単独3位にデビッド・フロスト(南アフリカ)。3アンダーの4位タイに、マーク・マクナルティ(アイルランド)、ピーター・ファウラー(オーストラリア)、首位から陥落したジーン・サウアース。2アンダーの7位タイに、サンディ・ライル(スコットランド)、ロッコ・メディエイト、ジェフ・ハートが続く。
5人が出場している日本勢で最上位に浮上したのが、今年5月の「全米シニアプロ選手権」を制した井戸木鴻樹。終盤に差し掛かるまではオーバーパーの展開が続いたが、上がり5ホールで4バーディを奪うスパートを見せて、この日「68」。通算1アンダーは首位に4打差、23位タイから10位タイへのジャンプアップを遂げた。
通算3オーバーの23位タイに友利勝良、通算5オーバーの36位タイに奥田靖己。通算7オーバーの59位タイに倉本昌弘が続く。須貝昇は通算20オーバーと崩れ、ただ1人予選落ちを喫している。