首位にG.サウアース 倉本が11位タイの好発進、井戸木は23位タイ
2013/07/26 09:20
◇米国シニア◇全英シニアオープン選手権 初日◇ロイヤルバークデール(イングランド)◇7,082ヤード(パー70)
今季、5つある米国シニアツアーのメジャー最終戦で好スタートを切ったのは、シニアツアー2年目のジーン・サウアース。強風により伸び悩む展開の中、後半15番からの3連続を含む4バーディ、1ボギーの「67」をマークして単独首位に躍り出た。
PGAツアー通算3勝を経て、昨年8月にシニアデビューを果たしたサウアース。しかし、それ以前は“スティーブンス?ジョンソン症候群”という発症例が少ない皮膚病にかかり、長らくツアー離脱を強いられていた。「僕は恵まれていると思う。今、ここに居られることが嬉しいんだ」とサウアース。重病を克服した50歳が、メジャーの舞台で再びの輝きを取り戻そうとしている。
2アンダーの2位タイには、日本のシニアツアーでもプレーしているフランキー・ミノザ(フィリピン)ほか、デビッド・フロスト(南アフリカ)、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)、ピーター・シニア(オーストラリア)の4人が追随。1アンダーの6位タイに、ジョン・クック、コーリー・ペイビンら5人が続く。
日本勢では、2バーディ、1ダブルボギーの「70」で回った倉本昌弘がイーブンパーの11位タイで最上位。友利勝良と井戸木鴻樹が1オーバーの23位タイ、奥田靖己が3オーバーの48位タイ。須貝昇は13オーバーの137位タイと大きく出遅れた。