上位陣は依然変わらず!ソープが王手をかけた!
2003/10/26 09:00
カリフォルニアのソノマゴルフクラブで開催されている、米国チャンピオンズツアー最終戦『チャールズシュワブカップ選手権』3日目。上位陣に大きな動きはなく、初日につくったアドバンテージを活かし、ジム・ソープがツアー選手権制覇に王手をかけた。
ソープは、3番、9番でバーディを奪い前半で2つスコアを伸ばした。しかし後半で2バーディ、2ボギーと少々出入りの激しいゴルフを展開。終わってみれば通算16アンダーで首位をキープした。
2位からスタートしたトム・ジェンキンスはこの日4バーディ2ボギーと穏やかなラウンド。首位との差は縮まらず、9月に行われた『コンステレーション・エナジークラシック』で優勝して以来、最終日に逆転優勝への臨みをかける。
3位につけているのはトム・ワトソンだ。ジェンキンスと同様4バーディ2ボギーと確実にスコアを伸ばし、最終日につなげた。首位とはまだ4打差で、逆転する可能性は十分あるだけに、ソープにとっては怖い存在。
そのほか3日目にスコアを伸ばしてきたヘイル・アーウィンに注目。前半は1つしかスコアを伸ばせなかったものの、後半に入りバーディを量産。後半だけで5つのバーディを奪って、この日6つスコアを伸ばした。3日目を終えて通算10アンダー、12位から4位に浮上した。
上位3人が仲良く2ストローク伸ばし、首位のソープは2位以下に3打差をつけて明日の最終日を迎える。どんなドラマが待っているのか楽しみだ。