ワトソン失速、青木功がベストスコアで復活!!
2003/08/31 09:00
米チャンピオンズツアーの今シーズンメジャー最終戦「JELD-WEN トラディション」は、2日目にトム・ワトソンが首位に立った。そのまま突っ走るかと思われたが、3日目は逆にスコアを崩してしまい、優勝争いは大混戦になってきた。
初日、2日目とボギーが全くない完璧なラウンドを続けてきたワトソンだったが、この日は、3バーディに対し、連続ボギーが2回、別人のようなゴルフになってしまった。上位陣でスコアを伸ばせなかったのはワトソンだけ。
代わって首位に浮上したのはジム・エイハーンだった。初日66をマークし単独首位でスタートし、2日目はワトソンが良すぎただけで、エイハーンは着実に伸ばし2位につけていた。そして、この日も4バーディ、ノーボギーと着実にスコアを伸ばしていた。
首位と1打差の13アンダーには、失速したワトソンを始めトム・カイト、モーリス・ハタルスキーが並んでいる。その後も多くの選手が好スコアをマークし、首位と4打差の10アンダーまでに9人がひしめく混戦となっている。
帝王ジャック・二クラスも9アンダーで10位グループにつけている。さらには日本の青木功が、この日のベストスコア8アンダーの「64」をマークした。2日目を終えて1オーバー52位と出遅れていたが、この日だけで通算7アンダーにまで伸ばしてきた。
現在、青木は首位と7打差の17位。明日も同じようなことが起こると、優勝という2文字に届くのだが。最終日も青木のゴルフに期待しよう。