J.スルーマンが2年ぶりの優勝を逆転で飾る！

カリフォルニア州のペブルビーチGLで行われている、米国チャンピオンズツアー第14戦「ファーストティオープン」の最終日。首位と3打差の5位タイからスタートしたジェフ・スルーマンが通算10アンダーで逆転優勝を飾っている。スルーマンの優勝は2009年の同大会以来2年ぶりとなる。

ここまで単独首位をキープし続けたジェイ・ハースが8番でボギーを叩き、一時、マーク・ブルックスに並ばれた。しかしブルックスは連続ボギーを叩いて後退。代わってジェフ・スルーマンが首位タイに並ぶ熱戦が繰り広げられた。スルーマンは13番、14番で連続バーディを奪って単独首位に立つが、15番でボギーを叩き再びハースに並ばれる。今度はハースが14番で痛恨のダブルボギーを叩き失速。スルーマンがそのまま逃げ切って大混戦を制した。

続く通算8アンダーの2位タイにはハース、デビッド・イーガー、ブラッド・ブライアントの3選手が並んだ。通算7アンダーの5位タイには、トム・パーニスJr、マーク・ウィーブ、ブルックスほか、5選手が続いている。

前週優勝のジョン・クックは通算6アンダーの10位タイ、ディフェンディングチャンピオンのテッド・シュルツは、通算1アンダーの27位タイで今大会を終えている。