2005年 全米シニアオープン

A.ドイルが9打差からの大逆転勝利!飯合は22位タイでフィニッシュ

2005/08/01 09:00

オハイオ州、NCRカントリークラブで行われている、米国チャンピオンズツアー第18戦「全米シニアオープン」の最終日。この日、8つスコアを伸ばすという、驚異の追い上げを見せ、通算10アンダーで勝利を掴んだのが伏兵、アレン・ドイルだった。

最終日の主役は、トム・ワトソンでもグレッグ・ノーマン(オーストラリア)でもなかった。それ程ドイルの追撃は凄まじかった。スタートホールの1番でバーディを奪うと、5番からの4連続バーディも含めて、前半で完全にリズムを掴んだ。後半に入っても2バーディ、ノーボギーという完璧なプレーで、9打差からの見事な逆転劇だった。

また、逆転優勝が期待されたワトソンだったが、最終日は思うようにスコアを伸ばせず、通算7アンダーの5位タイでフィニッシュ。さらにノーマンも、この日2つスコアを伸ばしたものの通算8アンダーの単独4位が精一杯。シニアツアー初勝利は、時節以降に持ち越しとなった。

そのほか、2位タイには通算9アンダーで、D.A.ワイブリングとローレン・ロバーツが入り、3日目首位タイに立っていた、クレイグ・スタドラーは5つスコアを落とし、通算6アンダーの7位タイでホールアウト。

最後に上位進出が期待された日本の飯合肇だが、最終日は1つスコアを落としてしまい、通算イーブンパーの22位タイで競技を終えている。

2005年 全米シニアオープン