タイ出身の29歳が完全優勝に王手 中里7位浮上
2013/06/22 19:47
◇アジアンツアー◇ワールドワイドホールディングス セランゴールマスターズ 3日目◇スリサランゴールGC(マレーシア)◇(パー71)
ツアー通算2勝目を狙うパリヤ・ジュンハッサワディークル(タイ)が3日連続でトップの座を守った。序盤から静かなゴルフを展開し、難関ホールの最終18番でボギーフィニッシュとして2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、1打差の2位から出たベク・スクヒョン(韓国)も同じく「71」でフィニッシュ。
タイ出身の29歳は「コンディションはどんどんタフになる。グリーンは硬く、速くなっている。平坦な所からのパットも、下り傾斜を転がっているみたい。明日は大きなチャレンジになる」と、警戒心を強めながらも2010年シーズン以来となる勝利へ向け、ベクに再び1ストロークのリードを持って、最終日に入る。
首位から2打差の通算6アンダー、3位にはアマチュアの19歳、ゲイビン・グリーン(マレーシア)。5アンダーの4位にアニルバン・ラヒリ(インド)が続いている。
そして28位タイで日本勢唯一の決勝ラウンド進出を果たした中里光之介が、4番からの3連続を含む5バーディ、1ボギーの「67」をマークして、通算2アンダーの7位タイに順位を上げた。