前代未聞の結末! 優勝は誰のもの?
2010/03/14 19:38:14
| ”優勝が盗まれた”という論調で怒りを露にした朴仁妃の母親だったが…【拡大写真】 |
静まり返ったクラブハウス2階レストランの片隅で、朴仁妃とその母親、そして通訳の3人がテーブルを囲んで座っていた。誰かと電話をしていた朴だったが、近づいていくとその電話もすぐにテーブルの上に置いた。
ちょっと前に記者達の囲み取材を終えた朴だったが、「自分は結果を受け入れられない。私は自分が1位だと思う」とコメント。短いやりとりですぐにその場を後にしたが、そんな彼女達が帰りのタクシーを待つ数分間、再び話を聞く機会に恵まれた。
懸念していたことは、朴が連れていた通訳の日本語力がさほど高くなかったので、罰の意味を正しく理解出来ているのかということ。競技委員の説明では朴が「アドレスをする前だった」と言い張っていたという。アドレスの前だとしても、球を動かす原因を朴が作ったのなら、それは罰打が科せられるのだ。
しかし、じっくりと聞いてみると「アドレスをした/しない」に拘っているのではなく、自分が球を動かす原因を作ったのではないという主張だった。では、何故動いたのか?「傾斜と風」と朴は答えた。
素振りをして、その後にクラブヘッドで地面に触れる場面は映像で確認されている。それが球を動かしたのかを科学的に検証するのは困難だが、米ツアーや韓国ツアー以上に大勢のギャラリーがプレーを見守り、テレビカメラもその瞬間を押さえている。そんな衆人環視の中でプレーする時は、疑わしいことがあればその場で競技委員を呼んで確認することが大切だろう。
朴は自分の判断を信じてプレーを続けたが、もしあの場で競技委員を呼んで判断を仰いでいれば、1打の罰で済んだはずだ。きっと同じことが日本人プレーヤーに起きたら、すぐに同組の選手に確認し、不明なら競技委員を呼んだはず。朴の語学力、そして文化の違いもあるのだろうが、実に惜しい結末となってしまった。(編集部:今岡涼太)
記事提供元 ゴルフダイジェスト・オンライン
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