2013/10/14中井学のフラれるゴルフ

Lesson.34 アイアンのスライス対処法

スライスも手打ちが原因 ビギナーゴルファーの悩みといえばスライスですが、基本的にはインパクトでフェース面が開いて当たることがスライスの原因になります。その理由は、軌道がカット軌道だったり、ボールの少し手前をダフったことで、フェースの先に当たり、インパクトで当たり負けしてしまうことだったり様々ですが、一番の原因はやはり手打ちをしているということです。今回は、しっかり体を使えているのにも関わらず、突発的に出たスライスの矯正法をお教えします。手打ちの方にも参考になる対処法です。 手元が浮いてしまうのはNG スライスが出ると、よく軌道が悪いのだと思う人がほとんどでしょう。しかし、着目すべきは軌道では...
2013/12/16中井学のフラれるゴルフ

Lesson.43 深いラフからのショット

ラフからのショットの注意点 今回の状況はグリーンまで約190ヤード。ボールが半分以上ラフに沈んでいる状態です。当然、長さのあるクラブが必要ですが、それだけ振りにくさも増すので番手選びには注意しましょう。無理にグリーンまで届く番手をチョイスするのではなく、しっかり振り切れるクラブできっちり距離を出して、次打で勝負というのもひとつの選択肢だと考えてください。 フライヤーに注意 ラフで注意しなければならないのがフライヤーです。フライヤーとは、ボールとフェース面の間に芝が挟まることで、ボールのスピン量が減って飛び過ぎること。だた、キャリーが出すぎると思っている人が非常に多いですが、どちらかというと落...
2013/09/30中井学のフラれるゴルフ

Lesson.32 アイアンのダフり対処法

ダフりの仕組みとは!? アマチュアゴルファーの多くの悩みがアイアンのダフり。今回はラウンド中に突発的に出るダフりの対策をお教えします。単純にダフりとは、ボールよりも手前でクラブヘッドが地面に落ちてしまうこと。その原因は、アイアンだからと打ち込む意識が強すぎて、鋭角にクラブを打ち下ろしてしまうことと、もうひとつがボールを上げようとして、下からヘッドが入ってしまうパターンの2つです。 左腕が曲がっているとダフりやすい ダフりの原因には2つあると言いましたが、その大きな要因となっているのが左腕です。トップで左腕が曲がってしまう人は、体とボールとの距離が変わりやすく、手先でボールに当てにいくとダフり...
2013/06/24中井学のフラれるゴルフ

Lesson.18 高い球で攻めるアプローチ

PWを使って高さを出す バンカー越えや深いラフを越えなければならないときは、高さを出すアプローチが必要になります。高さを出すためにサンドウェッジをチョイスするのは悪くないですが、例えば芝のライが薄かったりするとバンスの大きいサンドウェッジだと、逆に球を上げるのが難しくなります。ここはあえて今回メインですすめてきたPWを使って、PWのロフトで高さを出していく打ち方をおすすめします。 ハンドファーストには構えないこと アドレスで最も大切なポイントが手のポジションです。アプローチというとハンドファーストに構えがちですが、高さを出したいときは、ハンドファーストには構えずに、手元を少し中に入れて、体の...
2014/01/13中井学のフラれるゴルフ

Lesson.46 林からの脱出法

林に打ち込んだときの考え方 今回のテーマは林の中からの脱出方法です。林の中に打ちこんでしまうと精神的に焦ってしまって、判断を誤ったり、スイングリズムが速くなることがあります。まずは落ち着いて、確実に1発で林の中から脱出させられる方法を見つけ出しましょう。無理にグリーンを狙うのではなく、林に入れてしまった1打をペナルティと考えて、それ以上の大怪我をしないようにすることが大切です。 脱出させるためのおすすめ4本 林の中に入ってまず考えなければならないのがどのクラブで打つかということ。林の中に打ち込んだことで、頭がパニックになっていることも影響しているかもしれませんが、グリーンまで届く番手を持とう...
2013/09/09中井学のフラれるゴルフ

Lesson.29 パッティングラインの読み方

グリーン上の最も低い位置を探す ここではラインの読み方について説明しましょう。 グリーン全体をまずは見て、大きな傾斜を見るようにします。これはグリーンに上がってくる途中で、背景なども含めて見ておくと大きな地形の傾斜からグリーン上の状態を読み取れます。このときに一番グリーンで低い位置はどこかを探しておくのがポイントです。 最初はボールの後方から見る これは多くの人がやっていることだとは思いますが、まずはボールの後方からカップまでのラインを読みます。左右どちらが低いのか、のぼっているのか下っているのかを確認します。 このときなんとなくわかりにくいなと感じたら、全体の傾斜を参考にするといいでしょう...
2014/01/27中井学のフラれるゴルフ

Lesson.48 グリーン周りの基本

グリーン面が見えているときは受けグリーン パー4のセカンドショットをミスしてしまったり、パー5の2打目でグリーン近くまで運べたときのアプローチショットが今回のテーマです。この状況からいかに寄せワン、もしくは寄せて2パットで終えるかというのが大きな課題です。このときグリーン面が見えている状況だと、そのグリーンは受けているというふうに判断しましょう。要するに奥につけると難しくなるということです。 常に上りのパットを残す アプローチの考え方として大切なことは、次のパットをどこから打つのか、常に頭に入れておくことです。要するに上りのパットを残すということです。どんなに近くても下りのパットは、上りのパ...
2013/03/18中井学のフラれるゴルフ

Lesson.4 スクエアグリップを身につけよう!

腕が振られるためのグリップ 腕は一切何もせず、スイング中、腕はただただ受動的に体の回転に振られるだけ。そのようなスイングを目指すと、グリップのあるべき形が見えてきます。一度グリップを決めたら、腕の積極的な動きは一切考えず、後は体の回転に振られるだけ。何もしなくても勝手に腕が動いてくれる…。そんなグリップが理想です。 グリップはクラブとの唯一の接点です。不自然な握り方をすれば、腕はスイング中に体本来の自然な動きに従おうとして、余計な動きをしてしまいます。では、自然なグリップとは一体どのようなものなのでしょうか? 脱力した状態を自分のグリップの基準に! まず自然な左グリップから考えていきましょ...