2009/08/19上達ヒントの宝箱

バランスボールで正しいバックスイングを体感

バランスボールで正しいバックスイングを体感 バランスボールを使ったドリルをご紹介します。「ボールに座ってスイング」や、「フォロースルー方向に投げる」といってものは過去にもありましたが、今回は「バックスイング方向に投げる」ドリルです。 目標方向とは真逆に構える いつもとは逆、つまり飛球線後方をネットや頑丈なカベとして、構えてください。 真後ろに投げます そして飛球線後方に目印をつけ、それに向かってテークバックで投げる動作をします。 反動をつけてから投げる 投げる際には、下半身でリズムを取りながら反動をつけるのがコツです。 体重移動も身につきます これには正しい体重移動が身につくという効果もありま...
2009/09/30上達ヒントの宝箱

ワイドスタンスで体重移動アプローチ

ワイドスタンスで体重移動アプローチ アプローチのセオリーは「下半身を固定して腕を使う」イメージが強いですが、アプローチこそ体重移動が必要です。むしろ、そうする事で距離感も磨くことができる、という方法を伝授します。 悪い例 これはセオリーと思われる「下半身を止めて、手の動きが強い」アプローチの形です。間違いではないですが、複雑な動きになるので練習量が必要になります。ここではこの方法はひとまず置いておきましょう。 ワイドスタンス いつもよりも広くスタンスを取ってください。 左右とも一足分ずつ広げる スタンス幅は、肩幅よりも左右一足分ずつ広くスタンスを取ります。 グリップ 体の正面でグリップし、肘に...
2010/05/06中井学のゴルフマネジメント

第4話 アプローチはイメージ力

上げるの?転がすの?どっちなの?? アプローチの場面で、よくこんな人を見かけます。大きなテークバックをとるから、ボールを上げようとしているのかと思いきや、インパクトで急に手を止めしまう人。逆に、コンパクトなテークバックで、低く転がしていくのかと思いきや、大きくすくい上げるようなフォロー・・・。上げたかったの?転がしたかったの?どっちなの?一体、どんなイメージがあったのでしょうか? アプローチは3次元ゴルフの中でも、もっともイメージを膨らませる甲斐があるところ。自分が放ったショットの結果を、すぐ間近で観察できるわけですからね。こんな風にボールを運びたい、こんな感じでピンに近づけたいという、自分な...
2023/09/19U-25世代LESSON

「骨盤を3Dにキュッキュッ」杉原大河

いきます。 ―骨盤をタテに動かすって難しそうですが…。 今は中井コーチに習っているのですが、昨年初めてスイングを見てもらったときは「骨盤の動きが悪い」と指摘されました。骨盤が横に動いて、腰全体が左右に
2013/11/25中井学のフラれるゴルフ

Leeson.40 寄せにも使えるユーティリティ

エッジからの転がしで活用 グリーンまわりまでせっかく持っていったのに、そこからザックリやトップのミスでダボやトリを叩いてしまう。これを繰り返す内に、アプローチへの苦手意識が強くなって、どんどん下手になってしまうのです。そういうときに活用したいのがユーティリティでのアプローチです。逆目であっても、芝が薄くても、ミスを抑えてくれるユーティリティはもっとグリーンまわりで活用されるべき存在なのです。 アンカーリングを利用する グリーンまわりからユーティリティを使うときに、基本的にはパッティングと同じイメージで振ります。ただ、それがイメージできないという人は、まもなく規制される予定ですが、競技などに出...
2013/05/13中井学のフラれるゴルフ

Lesson.12 アプローチ 転がせない場合

打ち方は変えずにクラブを変える グリーンの手前にバンカーがあったり、深いラフを越さなければならないなど、パターで転がせない状況のときはどうすればいいか。まずはSWやAWを選択するよりもミスが出にくい方法を選びましょう。具体的にはロフトのある9番アイアンに持ち替えて、打ち方はパッティングストロークと全く同じ振り方をします。ロフトがある分だけ勝手にボールが上がるという方法をおすすめします。 グリップもアドレスもパッティングと同じ 9番アイアンに持ち替えたからといって、構え方を変える必要はありません。握り方もパッティングと同じグリップをします。その方が、手首の余計な動きが入らないので、ザックリやト...
2013/06/10中井学のフラれるゴルフ

Lesson.16 左足上がりのアプローチ

ピン位置によって2つの打ち方を活用 左足上がりのアプローチは基本的に球が上がりやすいライですが、距離の打ち分けが難しいライとも言えます。そこで、左足上がりでは2つの打ち方を使い分けることをおすすめします。ピンが近いときは傾斜に対して垂直に構えて、ピンが遠いときは斜面に逆らうように重力に対して垂直に構えます。この2つで何が変わるのかというと球の転がり方を変えることができます。 ランニングアプローチで攻める ピンまで距離があるときは、ボールが上がりやすいライなだけに、意外と距離感を合わせるのが難しくなります。そこで使いたいのがランニングアプローチです。振り幅を大きくするのではなく、球足を長くする...
2013/07/22中井学のフラれるゴルフ

Lesson.22 練習場でもできる!バンカーショット練習法

ロフトを寝かせてバウンスを使う バンカーショットでエクスプロージョンをするためにはハンドファーストの構えではなく、ハンドレイトに構えることが重要だと説明しました。要するに、ロフトを寝かすことでバウンスが使いやすい構えを作るということです。 では、その構えからどのような点に注意すれば、より正確なエクスプロージョンをしてボールと砂を飛ばすことができるのか。スイング面の考え方と練習方法を紹介しましょう。 クラブヘッドを両足の真ん中に落とす 通常の練習場のマットの上でもできるバンカーのエクスプロージョンショットの体得方法をお教えします。 今回はバンカー内で説明しますが、クラブヘッドがスタンスの真ん中...
2013/08/05中井学のフラれるゴルフ

Lesson.24 バンカーのダフり・トップ防止術

ダフリ・トップの原因は紙一重 バンカーショットのミスと言えば、ダフって脱出できずにまたバンカー内にというケースと、トップしてホームランというケースの大きく分けて2つがあります。 ただ、この2つのミスの原因は、ほとんど同じ動きが原因になっていることが多く、それをなおすことができれば、バンカーショットがむしろ得意なショットになるはずです。 それではダフリ・トップの原因を説明していきましょう。 トップは体が回り過ぎることで起きる トップが出る一番の原因は、しっかり打とうとし過ぎて、体がまわり過ぎることにあります。要するに早くまわり過ぎることで、体とボールの距離が遠くなり、ボールまたは砂に届かなくな...
2013/10/07中井学のフラれるゴルフ

Lesson.33 アイアンのトップ対処法

トップとダフりは表裏一体 アイアンショットでトップが出る人の傾向として、トップと同じくらいダフりのミスも出るはずです。原因は、一度ダフりが出ると、それを反射的に嫌がって体が起き上がる。結果、トップになるわけです。要するにダフりとトップは表裏一体ということです。アドレスと、ボールとの距離、力み過ぎなどに注意して、まずは正しいアドレスを身につけることから始めましょう。 最も多いトップの原因とは!? ラウンド中に、それまで全くトップのミスなんか出ていなかったのに、突然トップが止まらなくなった。これを手先で調整しようとするとダフりが出始めるのですが、突然トップが出始める原因の多くは、スイングではなく...
2013/07/08中井学のフラれるゴルフ

Lesson.20 アプローチの距離感を作る練習法

自分なりの距離感の作り方を知る ゴルフにおいて最も重要なのが距離感です。特にアプローチの距離感はスコアに直結する部分であり、アプローチの距離感がアップすれば、必ずスコアはアップすると言えます。 距離感の習得方法としては、練習量を増やして、体で覚えることもひとつの方法ですが、それを実践するにはお金や時間などの環境も必要になります。ここでは、自分なりの距離感を簡単に作れる方法を紹介していきます。 距離2倍=振り幅2倍ではありません 例えばエッジまで10ヤード、ピンまで20ヤードという状況でボールを2球用意します。それで1球は10ヤード、2球目は20ヤードを打ってみてください。ちょうど2倍の距離感...
2013/02/25中井学のフラれるゴルフ

Lesson.1 ドライバーで転がそう!

「上げる」から「転がす」へ これから全10回に渡ってお届けするレッスンの、最終目標とするテーマは、「振る」から「振られる」へとスイングのイメージを大転換すること。ゴルフスイングを難しいものにしてしまう最大の原因は、「振る」という能動的なイメージに囚われてしまうからです。これを「振られる」という受動的なイメージに変えていくことで、ゴルフスイングは驚くほどシンプルになっていくものなのです。 初心者の方は「振る」という誤ったイメージに陥らないように。ゴルフ歴の長い方は、これまでの悪いイメージを払拭し、スイングのイメージを大きく転換できるように。あらゆるレベルの方に通じる意識改革を行っていきましょう!...
2013/07/29中井学のフラれるゴルフ

Lesson.23 高さを出すバンカーショット

バンカーで最も難しい状況とは!? バンカーショットでライが悪いなどの状況を除けば、最も難しいのがアゴが高くて高さを出す必要があるときです。 アマチュアの方はアプローチでも高さを出したくて、体が起き上がる傾向がありますが、それをバンカーでやってしまうとダフリになってしまいます。体が起き上がらずに、うまくエクスプロージョンをするために、2つの打ち方を紹介しましょう。 腕の動き主体で高さを出す 最初に、アームローテーションの動きを多用して、球を高く上げる打ち方から紹介します。まず、シャフトを垂直に構える、ここまでは基本の構え方と同じです。次にポイントとなるのが、オープンスタンスにはせずに、ターゲッ...
2013/05/20中井学のフラれるゴルフ

Lesson.13 アプローチ 打ち方の基本

基準となるクラブを決める アプローチと言えば、SWやAWを使うものだと思い込んでいるかもしれませんが、それほどボールを上げなければならない状況がいつもあるわけではありません。ロフトが大きいクラブを持つほど、スイングの振り幅は大きくなります。ポイントはできるだけ、振り幅を小さくすること。極端に言うと7番や8番を使えば振り幅は小さくなり、ミートすることはやさしくなります。ただ、ランも出るので、まず基準はPWに設定します。 スタンス幅は狭く設定 ボール位置はスタンス幅の真ん中よりもやや左側に置きます。このときのスタンス幅ですが、広いとバックスイングが大きく上がりやすくなるため、あえて狭くしておきま...
2013/05/27中井学のフラれるゴルフ

Lesson.14 つま先下がりのアプローチ

トップのミスを警戒しよう つま先下がりのライは、当然体とボールの距離が遠くなるので、そのまま振ってもボールに届きません。それを手先で届かせようとすると、体が動いたり、手打ちになってミスを誘発してしまいます。言い換えれば、インパクトで体が浮きやすいのがつま先下がりのライで、届かないからトップのミスが出てしまうわけです。 前傾を深くするだけでは不十分 単純に前傾角度を深くすれば、ボールに届かせることはできます。ただ、このアドレスでは体の回転がしにくくなるので、結局手先でボールに合わせる打ち方になってしまうわけです。前傾を深くすると、ボールの近くに立つことになるので、ヘッドが外に上がって、外に抜け...
2014/02/03中井学のフラれるゴルフ

Lesson.49 グリーン周りのラフを攻略

まずはラフの抵抗をチェック 今回のテーマはグリーン周りのアプローチでラフから打つ場合の対処法です。ラフはフェース面とボールの間に芝が挟まり、またどれくらいの抵抗感があるのかつかみにくいので、距離感を合わせにくいショットになります。ボールの手前で入念に素振りをして、ラフの抵抗がどれくらいあるのかをしっかりチェックしておきましょう。 確実にグリーンに乗せる ラフから打つアプローチは基本的にスピンがかかりにくいと考えてください。それだけにどこに落として、どれくらい転がるかを予測しておくことが重要になります。打つ前にしっかり落とし場所をイメージして、そこに最も落としやすいクラブと打ち方をしなければな...
2013/05/06中井学のフラれるゴルフ

Lesson.11 アプローチ 基本の考え方

まずは転がせるかどうかを判断する 状況はグリーン手前の花道。ピンまで23ヤード、エッジまで10ヤードという状況で、見た目はアプローチがしやすく見えます。しかし、グリーン手前の花道は左足上がりになっていて、実はザックリが出やすいライだという認識を持ってください。 重要なポイントはまず転がせるかどうかを判断すること。花道だからと言って油断せずに、最もミスが出にくい方法を選択するようにしましょう。 エッジまで10ヤード以内ならパターもアリ 転がせると判断したら、次に行うのがクラブ選択。通常の上げるアプローチならSWやAWを使いますが、転がすときはどうでしょう?8番や9番アイアンという選択肢もありま...
2013/12/16中井学のフラれるゴルフ

Lesson.43 深いラフからのショット

ラフからのショットの注意点 今回の状況はグリーンまで約190ヤード。ボールが半分以上ラフに沈んでいる状態です。当然、長さのあるクラブが必要ですが、それだけ振りにくさも増すので番手選びには注意しましょう。無理にグリーンまで届く番手をチョイスするのではなく、しっかり振り切れるクラブできっちり距離を出して、次打で勝負というのもひとつの選択肢だと考えてください。 フライヤーに注意 ラフで注意しなければならないのがフライヤーです。フライヤーとは、ボールとフェース面の間に芝が挟まることで、ボールのスピン量が減って飛び過ぎること。だた、キャリーが出すぎると思っている人が非常に多いですが、どちらかというと落...
2014/02/10中井学のフラれるゴルフ

Lesson.50 バンカーの目玉から脱出

目玉には2つのパターンがある 今回のテーマはバンカーの目玉からの脱出です。バンカーの目玉には2種類あり、ひとつはボールの周辺が目玉焼きのようになっているケース。もう一つがボールの周囲が砂で埋もれて、完全にボールが潜っている状態です。2つの目玉は脱出のさせ方が変わってきます。それぞれ適した打ち方を選んで、1発脱出を成功させましょう。 下が硬く表面が軟らかい目玉は難しい 目玉焼きのようになっている目玉というのは、砂の下が硬く、表面だけが軟らかいバンカーのときになることが多いですね。要するに、ヘッドが弾かれることが多いということです。ポイントはしっかりヘッドを砂の下に入れるということ。表面が軟らか...
2013/10/14中井学のフラれるゴルフ

Lesson.34 アイアンのスライス対処法

スライスも手打ちが原因 ビギナーゴルファーの悩みといえばスライスですが、基本的にはインパクトでフェース面が開いて当たることがスライスの原因になります。その理由は、軌道がカット軌道だったり、ボールの少し手前をダフったことで、フェースの先に当たり、インパクトで当たり負けしてしまうことだったり様々ですが、一番の原因はやはり手打ちをしているということです。今回は、しっかり体を使えているのにも関わらず、突発的に出たスライスの矯正法をお教えします。手打ちの方にも参考になる対処法です。 手元が浮いてしまうのはNG スライスが出ると、よく軌道が悪いのだと思う人がほとんどでしょう。しかし、着目すべきは軌道では...