2023/12/28振るBODYメソッド

1日10回の”逆招き猫”でこの冬しっかり「掌屈」!

前回ご紹介した上腕&手首の背屈(手首を手の甲側に折る動き)トレーニングに続いて、今回は“猫トレ”第2弾です。招き猫の手(足?)の動きとは逆で、上腕に加えて、手首の掌屈(手首を手のひら側に折る動き)を意識した動きです。 スイング中のトップオブポジションでは左手掌屈・右手背屈が理想とされ、これをインパクトまでキープできれば、ボールを力強く押せるなどインパクト効率は上がります。上腕&手首を鍛えることで、クラブの重さやスイング中の遠心力に負けず、正しい形で手首をキープできるようになります。 ひじを90度に曲げて、わきを締めます。軽くこぶしを握って、手のひらを上に向けた状態からスタートします(まずは右...
2024/01/11振るBODYメソッド

この冬は黙って猫トレ!両手でやると効果が“ニャン倍”にも

冬の寒~いゴルフの前にやっておきたい、上腕と手首の背屈(手の甲側に折る動き)&掌屈(手のひら側に折る動き)のトレーニングをこれまでご紹介しました。今回はその応用編!片手ずつ行っていたトレーニングを、両手で行い、よりスイングに近い上腕と手首の連動を意識します。 両ひじを90度に曲げて、わきを軽く締めます。こぶしを握って、手のひらを下に向けた状態からスタートします。 (1)まずは背屈の動き。右手、左手と交互に背屈するように動かします。ヒジが体から離れないように注意しましょう。 (2)続いて掌屈の動き。手のひらを上に向けて、右手、左手と交互に掌屈するように動かします。これを10回繰り返します。 (...
2024/01/25振るBODYメソッド

「ハイ!腕を前に掲げてねじねじ体操第1~」 朝イチからトップがグイグイ入る

前回までの上腕と手首を鍛えるストレッチの続き。今回は肩から前腕を中心としたトレーニングになります。両腕共に行いますが、特に右腕が肝要。バックスイングでクラブを上げる際に、右腕は前腕と肩を外旋させる力が必要で、肩から前腕にかけての“ねじれ”がないと、トップが深く入らずに打ち急ぎを助長するケースも出てきます。無理にトップを入れようとするのではなく、まずは腕や肩がスムーズに動くようにストレッチしていきましょう。 まずは右腕から。顔を正面に向けたまま、右腕を床と水平に伸ばします。真っすぐ伸ばしたら、親指が下になるよう、手のひらを外側に向けた状態でキープします。 (1)この時、ひじを天井に向けるよう...
2024/02/08振るBODYメソッド

「ねじねじ体操第2!」始ま~るよ~ 腕のローテーションが超スムーズに

前回の肩と前腕の「内旋→外旋」に続き、今回は同部位の「外旋→内旋」。腕や肩をスムーズに動かすためのトレーニングで、アームローテーションをしっかり行うために、腕や肩をねじっていきます。アマチュアの方で多いのが、前腕から上腕、そして肩までをうまく動かせずに、クラブを小手先でこねる動き。ひじから下だけでなく、肩の付け根から腕を動かして手打ちを防ぎましょう。 まずは右腕から。顔を正面に向けたまま、床と水平になるように腕を伸ばします。真っすぐ伸ばしたら、手のひらを上に向け、親指が水平よりも下に行くようにグイっと捻じります。小指が上に来るくらいまで捻じったら準備完了です。 (1)手のひらが内側を向くよ...
2024/03/07振るBODYメソッド

スタート前にちょっとやるだけで効果は絶大「首かしげ」ストレッチ

スイングの動きの中でとても重要な役割を果たす「首」。そんな首がしっかり動くためのストレッチ&トレーニングを4回にわたって紹介します。首が安定すればインパクトで力強い球も打て、トップやフィニッシュで頭が引っ張られてバランスが崩れてしまうことも防げます。 首の筋肉を動かすことで、肩こりの解消にも効果的。首を鍛えて、スイングに安定感をプラスしましょう。 まずは背筋を伸ばし、まっすぐに立ちます。 (1)右手で側頭部を抑えながら、頭でグッと右手を押していきます。 (2)右手の力に抵抗するように、首を右側に倒しましょう。左の首筋が伸びるのを感じながら、3段階に分けて倒していきます。10秒ずつキープ。 (...
2024/03/21振るBODYメソッド

「首」の”バーチカルトレ”でスイングの再現性UP↑

「首」を鍛えるトレーニング第2弾。スイング中に首を意識する人はなかなかいませんが、実はここを強化することで、スイング中のバランスが良くなります。インパクトの再現性もアップ。トッププロほど首を鍛えています。前回は左右のトレーニングでしたが、今回はタテ(バーチカル)の動き。インパクトで頭が上がって前傾が起きてしまう人などに、特にお勧めです。 足を肩幅の広さで開き、背筋を伸ばして下を向きます。 (1)両手のひらの下側(小指球)をアゴに当てます。 (2)アゴを下に下げるように手を押していきます。力をかけたまま5秒キープ(写真左)。 (3)次に顔を水平にして同じように力をかけます(写真中)。最後に頭を...
2024/04/04振るBODYメソッド

球がつかまる首の動きとは 鈴木愛のトレーナー直伝 「首トレ」第3弾

「首」を鍛えるトレーニング第3弾。スイング中に首を意識する人はなかなかいませんが、実はここを強化することで、スイング中のバランスが良くなります。前回は首のタテ(バーチカル)の動きでしたが、今回はヨコ(ホリゾンタル)の動き。インパクトで頭を残せと言われますが、頭を残すにはまさに首のヨコの可動域が重要になってきます。 (1)足を肩幅に開き、背中と後頭部を壁につけて固定します。 (2)首だけ90度右に回転。真横を向きます。胸も一緒に回したり、アゴの高さが下がって右斜め下を向いたり、首が前に傾かないように注意しましょう。 (3)右を向いたまま5秒キープ。ゆっくり元に戻して、再び右を向きます。これを3セ...
2024/04/25振るBODYメソッド

タオル1枚で盤石な前傾姿勢づくり 鈴木愛のトレーナー直伝!“首トレ”第4弾

「首」を鍛えるトレーニング第4弾。第2回と同じく首のタテ(バーチカル)の動きのトレーニング。首のタテ方向の動きを強化することで、前傾角度を保ちやすく、スイングの再現性を高めることができます。今回はタオルを使って負荷をかけていきます。 (1)フェイスタオルを用意し、持ちやすいようタテ半分に畳みます。タオルを後頭部に当て、タオルの両端を持ちましょう。 (2)顔を下げた状態で、タオルを軽く引っ張り、後頭部に負荷をかけて顔を上げていきます。3段階に分けて止め、斜め45度上を向くまでやりましょう。 (3)背中が反ってしまうと意味がないので、上手くできない方は椅子に座って背骨を固定してもOKです。慣れて...
2024/05/09振るBODYメソッド

夏までにちゃんとねじれる体づくり 「ねん転体操」はーじめーるよー♪

飛ばすためにも重要なのが上下のねん転差。下半身はどっしり構えつつおへそから上をひねってねん転できる体を作りましょう。ねん転差を生むストレッチを2回に分けて紹介します。今回は基礎編です。 (1)正面を向いてクラブを両手で持ちます。 (2) 右足を一歩前、左足を一歩後ろに開き、右ひざを90度に曲げて沈み込みます。それと同時に両手で持ったクラブを肩の高さに上げます。このとき、体重が左右の足に均等に乗るように注意しましょう。 (3) 顔とおヘソは正面を向いたまま、クラブは床と平行に保ったまま、上半身を右に90度ひねります。お腹から上を回すイメージで、腕が常に胸の前にいるようにゆっくり動かしましょう。...
2024/05/16振るBODYメソッド

夏には飛ばし屋に大変身!「ねん転体操第2」さあ、やってみよう

前回に続き、ねん転差を作るための動きをご紹介します。前回は背筋を伸ばした状態でしたが、今回はより実際のスイングに近い動きになるよう前傾姿勢をキープします。正しい体の動き方をマスターしましょう。 (1) 正面を向いて床と平行になるようにクラブを両手で持ちます。クラブを持つ手はグリップに近いように、右手のひらが上、左手のひらが下を向くようにしましょう。 (2) 右足を前に出し、左足を後ろに下げます。腰から上を曲げて前傾させましょう。 (3) 頭が動かないように注意しながら、左肩があごの下に来るまで胸を回してクラブを上げていきます。 (4) クラブを上げた時に体が傾いたりしないよう、軸をキープ。両...
2011/02/24スピード上達!

自分の体を知る7つのフィジカルチェック前編

、テクニックが三位一体となったこの新メソッドで、個人個人の体の特徴から、弱点を克服するレッスンを進めていきます。 技術的な問題もさることながら、そもそも自分のカラダが思うように動かせないなら、それはカラダの問題
2019/03/14サイエンスフィット レッスン

プロを目指すためのスイング調整法(スイングレベル5 前編)

サイエンスフィットが提唱する「5ステップメソッド」では、レベル1からレベル4までを身につけることで、プロのスイングに迫ることが可能です。しかし、プロレベルに到達するには、データを詳しく分析して
2018/11/22サイエンスフィット レッスン

初心者スイングを最速で脱出!(スイングレベル1 前編)

ほとんど。今回の受講者は、ゴルフの経歴は長いけれども上達できないという、サイエンスフィットの「5ステップメソッド」が示す「レベル1」に位置するゴルファーです。しかし、シール1枚のきっかけによって、スイング
2013/05/22サイエンスフィット

長尺に最適なスイングで飛距離アップ!

無理なく、いち早く飛距離をアップしたいなら、長尺クラブを使いこなすというのも有力な手段です。実は、サイエンスフィットが提唱するスイング改善メソッドは、長尺クラブで効率的に飛ばすのに最適!今回は
2016/04/21サイエンスフィット レッスン

左手に対して一定のシャットで握る方法

最速上達メソッドをもっと広めたいところです。さて、岡崎さんのスイング軌道ですが、約1.7度のアッパーブローで、約0.2度のインサイドアウトなので、男子プロと同様の軌道になっており、問題なし(右は原
2014/04/16サイエンスフィット

Aゾーンに行こう!(後編)

。というのも、ほとんどの方がB、Cゾーンで、アウトサイドインのオープンフェースインパクトになっていて、その劇的な改善にはブレのない一貫したメソッドがあるからです。これからゴルフを始める人も、長年スライスに悩んで