最終日「63」で2年ぶりの勝利を手にしたエリック・ファンローエン(Hector Vivas／Getty Images)

◇米国男子◇ワールドワイドテクノロジー選手権 最終日（5日）◇エル・カルドナル at ディアマンテ(メキシコ)◇7452yd（パー72）

3位から出たエリック・ファンローエン（南アフリカ）が1イーグル8バーディ、1ボギーの「63」で回り、1打差を逆転する通算27アンダーで今季初優勝を飾った。2021年「バラクーダ選手権」以来となるツアー通算2勝目。

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フェデックスカップランキング125位と来季シード圏のライン上で争っていた重圧から解放されるとともに、2年ぶりとなる来季「マスターズ」出場を決めた。

ファンローエンは1つ伸ばして迎えたサンデーバックナインで大きく加速。15番までに4つ伸ばすと、16番（パー3）からの2連続バーディで首位をとらえる。最終18番（パー5）も1打目をアイアンで刻む安全策から2オンに成功し、約5mのイーグルパットを沈めて決着をつけた。

通算25アンダーの2位にマット・クーチャーとカミロ・ビジェガス（コロンビア）。ともに首位スタートから「66」と伸ばしたが、圧巻のスパートを見せたファンローエンに逆転を許した。

通算24アンダーの4位に、2週前の前戦「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝争いを演じたジャスティン・サー。通算22アンダーの5位にアンドリュー・パットナムとライアン・パーマーが続いた。