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全英オープン
期間:07/16~07/19  場所: セントアンドリュース(オールドコース)(スコットランド)

まるで別人…松山英樹、14ホールで8バーディの猛チャージ

ショットとパットが噛み合い、松山は巻き返 ショットとパットが噛み合い、松山は巻き返しに成功した

期待を裏切らない男だ。スコットランドのセントアンドリュース・オールドコースで開催中のメジャー第3戦「全英オープン」。悪天候で午前中に3時間14分の中断があった2日目、イーブンパーの64位タイからスタートした松山英樹は14番までに8バーディ、2ボギーとスコアを6つ伸ばして通算6アンダー。日没サスペンデッドとなり、懸命に巻き返した第2ラウンドの残り4ホールを18日(土)の早朝に持ち越した。

スタートのほんの数分前までは苛立ちを見せていたはずだった。初日、出遅れの要因となったグリーン上での不振。この日のスタートを控えたパット練習場でも、ボールがなかなかカップに沈まなかった。ところがひとたび本番となると、人が変わったような胸のすくプレーを披露した。

午後5時48分。ティオフした松山は、聖地での歴史の1ページに触れた。1番ホールをプレー中、フェアウェイを共有する隣の18番ホールに、過去3勝を挙げた全英で最後のラウンドを終えようとするニック・ファルド(イングランド)が入ってきた。名物のスウィルカン・ブリッジを上る“サー”(ファルドの尊称)に向け、周囲の人々は大歓声。松山もそのひとりとなり、グリーン上で拍手を送った。

バーディラッシュの幕が開いたのはその直後だった。余韻が冷めやらぬ1番で、手前から2mのチャンスをものにすると、2番で6m、3番で3m、4番では奥のカラーから5mをパターで流し込み、いきなり4連続。前日に大きくリードを許したダスティン・ジョンソンジョーダン・スピースの争いの間に割って入り、7番では右から10mを沈めるなど、10番までに7バーディの猛チャージを見せた。

海沿いの猛烈な風を受けた11番で3パット、12番では2打目以降ラフを渡り歩いて2連続ボギーを叩いたが、この日最後のホールとなった14番(パー5)で再びバーディ。左ラフからのアプローチをピンそば1mに寄せ、日没サスペンデッドのホーンを聞いた後にパットを決め、予選ラウンド完了前ながら暫定10位に浮上した。

午後10時前にプレーを終え、18日は15番ティから午前7時に再開予定。その後、決勝ラウンドに突入する。再び訪れる長丁場の一日を前に、松山はメジャー初制覇への望みを、確かにつなぎとめた。(スコットランド・セントアンドリュース/桂川洋一)


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