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全米オープン コースガイド

オリンピアフィールズCC(イリノイ州) 7188yards Par70

■ No.1577 yards, par 5.

距離が長く、ストレートなパー5。偏在するフェアウェイバンカーとグリーンまわりのバンカーがプレーヤーにプレッシャーをかける。ティショットは、フェアウェイ左サイドにあるフェアウェイバンカーの右が狙い目。そこからロングアイアンで馬の背グリーンに向かってアプローチショット。ティショットがフェアウェイバンカーに入ったらイーグルは望めない。アゴが高く、ロングアイアンやフェアウェイウッドでの脱出は不可能だからだ。グリーン右サイドのバンカーにも気をつけたい。

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■ No.2402 yards, par 4.

左ドッグレッグのホールで、フェアウェイ両サイドにポッカリと深いバンカーがある。2打目はショートアイアンで、吹きさらしの、強い左傾斜のグリーンに向かって打つことになる。また2打目はフォローの風で番手選択に迷う選手が多いはずだ。グリーン後方は下り傾斜で、その先には小川が待ち受けるためオーバーはさせたくない。多くの選手にとってはロングアイアンとショートアイアンで攻略できるホールだが、グリーンは決して易しくない。

■ No.3389 yards, par 4.

若干右ドッグレッグの打ち上げるホールで、ティグラウンドから280ヤード地点に小川が流れる。また左右には樫の木々が並ぶため正確なティショットが必要だ。この小川とフェアウェイ左サイドにあるバンカーがプレーヤーにプレッシャーを与え、ロングアイアンを選択する選手が多くなるだろう。小川手前からは140ヤード前後の距離が残るが、グリーンは縦の距離が短く傾斜が強い。さらに風が読みづらく、グリーンを外すと深いバンカーが待ち受けるため大叩きもしかねないホールだ。

■ No.4164 yards, par 3.

打ち上げのパー3。グリーン手前には大きなバンカーが待ち受けており、ホール左サイドに並ぶ高い木々が風を読みづらいしているため、このバンカーにつかまる選手を多く見るはずだ。ティショットを左に引っかけるとグリーンより10メートル下に落下する。最も問題なのはアンジュレーションの強いグリーンで、ピンが手前や左右に振られている場合は、安全にグリーン中央狙いが良いだろう。パーで充分なホールだ。

■ No.5440 yards, par 4.

前半9ホール中で最も印象的なホール。ティグラウンドから125ヤード地点に小川が横たわり、そのままフェアウェイ右サイドにずっと流れている。さらにティグラウンドの300ヤード先には、その小川がフェアウェイを左斜めに横切るため2打目を左に引っかけると小川につかまる。打ち上げのティショットではロングアイアンか3番ウッドを使用し、狭いフェアウェイと小川を避けたい。2打目も打ち上げで、クリーク越えに砲台のグリーンが待ち受けるが、グリーン手前に向かって傾斜がきついのでアプローチショットは注意が必要。ここでのパーはバーディに匹敵するといえる。

■ No.6555 yards, par 5.

すり鉢状で左右とも受けている右曲がりのホール。右はすぐにハザードがあるので避けたい。ほとんどの選手にとって3オン狙いになるはず。グリーンの275ヤード手前から急激な右ドッグレッグとなっているから刻まざるを得ないからだ。フェアウェイは狭く、左サイドには2つのバンカーがあり、ティショットに影響を与える。多くの選手はロングアイアンかフェアウェイウッドでティショットをするはず。2打目はロングアイアン、3打目でアンジュレーションのきつい小さなグリーンに向かってのウェッジショットとなる。このホールはイージーバーディの取れない稀なパー5だ。

■ No.7212 yards, par 3.

打ち下ろしのパー3。グリーンは小さく、手前と右側には小川が流れる。少しでも左右に外すとバンカーが待ち受けている。左のバンカーに外すと寄せは困難で、右に外しても小川につかまる。トラブルを避け、パーで良しとしたいホール。

■ No.8430 yards, par 4.

フェアウェイ右に小川が流れるため、フェードボールの曲がりが大きくなるとつかまる。ティショットの着地点周辺はフェアウェイが狭く、左サイドはバンカーという左右にハザードが設定されている難しいホール。ドライバーでフェアウェイを捉えた場合は、2打目は比較的短いクラブで寄せられそうだ。グリーンは硬く、後方に向かって傾斜しているが、ハザードを避ければバーディを狙える。

■ No.9494 yards, par 4.

左ドッグレッグの長いパー4で、ボギー以上を叩く選手が多く出てくるだろう。ティショットはフェアウェイ左サイド狙いで、右サイドにあるフェアウェイバンカーを避けたい。2打目はロングアイアンで傾斜の強いグリーンを狙うことになる。フェアウェイ右サイドに池があり、グリーンの20ヤード手前まで続いている。パーを取るには4つの完璧なショットが必要。

■ No.10441 yards, par 4.

緩やかな左ドッグレッグでフェアウェイ左右にバンカーがある。ベストルートはフェアウェイ左のバンカー越え。そこからはショートアイアンでグリーンを狙える。グリーン左サイドに2つ、右に1つバンカーがあるが、比較的バーディは取りやすいホール。

■ No.11468 yards, par 4.

右ドッグレッグのホールで、ティショットでは2つ目のバンカー越えを狙いたい。そこからはショートアイアンかミドルアイアンでグリーンに届くだろう。グリーンはアンジュレーションがきつく、後方には樫の木が多数あるため、突っ込むことができない。パーで充分なホール。

■ No.12458 yards, par 4.

後半で最も印象的なホール。ティショットはブラインドで、フェアウェイは狭く左に曲がっている。ティショットの狙い目はフェアウェイ左サイドで、それ以外は2オンの可能性がグッと低くなる。ミドルアイアンでの2打目となるが、2オンしてもグリーンの傾斜がきついため2パットも困難なホールだ。

■ No.13397 yards, par 4.

短いホールだが、フェアウェイは狭く、275ヤード地点から二股に分かれている。多くの選手はロングアイアンでティショットを選択するだろう。2打目はブラインドでバンカーに囲まれたグリーンを狙うことになる。ティショットが成功すればバーディチャンスにありつける。

■ No.14414 yards, par 4.

フェアウェイの狭い難しいパー4。ティショットではフェアウェイ左サイドのバンカーを避けたい。グリーンの縦幅が狭いため正確な距離感が試される。グリーン周りのバンカーにつかまるとパーセーブが難しいので要注意。

■ No.15187 yards, par 3.

打ち上げのパー3。グリーン右前部と左後方部分にピンが切られると厳しい。寄せが難しい設定なので確実にグリーンを捉えたい。

■ No.16451 yards, par 4.

やや左曲がりの打ち上げのホール。ティショットはフェアウェイ左サイドがベストポジション。2打目はミドルアイアンかショートアイアンで打てる。グリーンはピン位置によって難度が大きく変化するが、グリーン横のバンカー近くにピンが切られている時は無理なく中央狙いに作戦を立てるのがベスト。最後のバーディチャンスのホールと言えよう。

■ No.17247 yards, par 3.

打ち上げのパー3で、南西の風が強く吹く。グリーン左右のバンカーは深い。多くの選手にとってはフェアウェイが必要で、グリーンはアンジュレーションがきついので3パットが多く見られる。

■ No.18462 yards, par 4.

長いパー4だが、大抵向かい風が吹いているためさらに長く感じるはずだ。ティショットではフェアウェイ左右に待ち構えるバンカーを避け、ミドルからロングアイアンでグリーンを狙う。ベストルートは、左右のフェアウェイバンカー先にあるバンカーの手前。グリーンは左傾斜で後方に向かって落ちていく。世界の名プレーヤーと言えど3パットの可能性が生まれるホール。有終の美を飾るに相応しい最終ホール。

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