スチュアート・アップルビー（優勝・－22）
「本当に嬉しいですね。長い休暇明けだったのであまり肩に力が入らずできたようです。別に大会を軽視していたわけでなないのですが、このコースの難しさに素直に挑戦したい気持ちが沸いていました。風も厳しく、とくに最終日は大変でしたね。あまり2位以下に差をつけられていなかったので、最終日は果敢に責めなければと思っていたのです。前半で上手くリードを広げられて、これ以上ないという展開になってくれました。しかしバックナインに入ってビジェイ・シンの猛追を受けたのです。あのチャージには、なすすべもなく、本当にホール数が18で終わってくれてよかった。あと数ホールあったら、逆転されていました。

終わってみれば、パッティングが勝因と言えるかもしれません。プレーしている最中は、考えていませんでしたけど。何個か決め手となるようなパットがありましたからね。でもパットの前段階をもっと重要視しています。グリーンを狙える位置を得るショット。毎回フェアウェイを捉えられたわけではありませんが、誤ったポジション取りをしなくてすみました」

◇この優勝でキャリア獲得賞金額は1100万ドルを突破。キャリア獲得賞金ランキングで30位に浮上。世界ランキングは14位となった。