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“飛ばないボール”を競技ゴルフで使用へ R&A、USGAが新ローカルルールを提案

ゴルフルールを統括するR&AとUSGA(全米ゴルフ協会)は14日、ゴルフボールに関する新たな規則の提案を発表した。ゴルファーの伸び続ける飛距離に対応し、“飛ばないボール”の使用をプロツアーやトップアマチュアらが参加する競技者向けの大会のローカルルールとしての採用を促す。

提案されたローカルルールのひな型では、製造段階で一定のクラブヘッドのスピード(127mph)、打ち出し角度(11度)、スピン量(2220rpm)で放たれた球の飛距離に制限を設ける。同条件でのテストで317yd(+3ydを許容)より遠くに飛ぶ球は違反とみなされる。規制により、世界で最もヘッドスピードの速い部類に入るロングヒッターの平均飛距離が14から15yd落ちる計算になるという。

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両団体はかねてゴルファーの飛距離増長を、ロングゲームを重視する傾向や既存のゴルフ場の維持と絡めて問題視。2018年にディスタンスサイトプロジェクトとして研究を体系化した。伸び続ける飛距離に対応するため、コースがより長くなることで、プレー時間が増え、管理費用とプレーフィの増額にも繋がるという問題を指摘。22年にはパターを除くクラブの長さを最長で46インチに制限するローカルルールの採用をエリートレベルで求めた。

両団体は13日にメーカーに対して提案を通達。ことし8月14日までのフィードバックをもとに、承認された場合は26年1月からローカルルール採用が「実施される見込み」と記した。

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