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2019年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:10/31〜11/03 場所:シェシャンインターナショナルGC(中国)

痛恨のダボ仕舞い 松山英樹はそれでも浮上

◇世界選手権シリーズ◇WGC HSBCチャンピオンズ 3日目(2日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7264yd(パー72)

2アンダー32位タイから出た松山英樹は「68」で、通算6アンダーの15位タイに順位を上げた。初日70位の出遅れから連日のアンダーパーでカムバック。最終ホールのダブルボギーで優勝争いは遠ざかったが、今年最後の米ツアーのラウンドとなる3日(日)、さらなる浮上を目指す。

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ムービングデーのティオフは10番から。インスタートの最初の組で出た松山は“初球”から豪打を見せた。1Wで左サイドのフェアウェイバンカーを越える310ydドライブ。折り返しの18番(パー5)で残り199ydの第2打を6Iでピン奥3mにつけてイーグルを奪い、前半で3つスコアを伸ばした。

後半はロリー・マキロイ(北アイルランド)らアウトスタートの最終組を、すぐ後ろで追う形になった。驚がくのショットは3連続バーディの始まりとなった後半5番。1Wを振り切ると、傾斜にも後押しされて約350ydを飛ばした。「(目の前で)ロリーがあそこらへんから打っているのを見て、『アホちゃうか』と思って見ていたら、自分も行っていました。感触?そんなに…ですね。落ちる場所が良かったんじゃないですか」と、あっけらかんと言う。6番(パー3)はピン右から3m、7番は1mのチャンスを確実に生かした。

ショットに復調を感じられただけに、通算8アンダーで迎えた最終9番のダブルボギーに悔いが残る。第1打は左のフェアウェイバンカーで目玉になり、レイアップした2打目はラフへ。続くアイアンショットがグリーン中央に着弾し、転がって奥の池に落ちた。

「今週はフライヤーをあまりしていなかった。(風が)アゲンストだったし、奥の池はないと思っていたんですけど…フライヤーしたのでヤバいなと思った」という。「8(アンダー)のまま終わっていれば、あしたもビッグスコアを出せればと思っていたんですけど…。(逆転優勝の)可能性がかなり低くなった」と痛恨のフィニッシュを残念がった。

あすの最終日は長い一年の節目でもある。「PGAツアーで(2019年)最後のラウンドになると思うので、いい終わり方ができるようにしたい」と顔を上げた。「きょうは短いパットもたくさん外した。そのなかで、アンダーパーで回れている。少しずつ良くなってきているとは思います」。ティからグリーンまでのプレーがかみ合う18ホールにしたい。(中国・上海/桂川洋一)

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